みんなの投稿
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西尾維新「クビシメロマンチスト」
傍観者と殺人鬼 欠陥人間と人間失格 よく似たふたりの出逢い 「ぼく」こと戯言遣い いーちゃんと、京都に現れた連続殺人鬼 零崎人識(ぜろざき・ひとしき) ゼロザキって読む?普通 こ...
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マンガ・特撮ヒーローの倫理学 モノ語り帝国「日本」の群像/諌山...
マンガ・特撮ヒーローの倫理学 モノ語り帝国「日本」の群像/諌山陽太郎 前半のヒーローものの考察はそれなりに面白いのですが、後半は何がいいたいのかよく判りません。
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百万ドルをとり返せ!
1977 新潮社 J・アーチャー, 永井 淳 これはオモシロイ! すんごくオモシロイ! ケインとアベルがおもしろかったから、 J・アーチャーのデビュー作を読んでみようという 軽い気持ち...
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わが人生記―青春・政治・野球・大病 渡邉 恒雄
読売巨人軍のオーナーであり、読売新聞の会長であるネベツネこと 『渡邉 恒雄』の人生記。主に過去の記事を中心に構成されている。 で内容だが、どうも自分が書きたいことを書いたという感...
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続 十六の墓標/永田洋子
続 十六の墓標/永田洋子 あの永田洋子の獄中手記です。
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日本の戦争 封印された言葉/田原総一朗
日本の戦争 封印された言葉/田原総一朗 「封印された言葉」とはいっても、こうやって本に載せることができるということは、本当の意味での封印された言葉ではないと思います。
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秋の森の奇跡~林 真理子
子持ち兼業セレブ主婦の自分探し。 主人公の主婦が同世代なので共感できるところがあるかもと思ったけど、残念ながら皆無でした。 「40代になってこの先楽しいことは無い」みたいなセリフに...
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「七月七日」 古処 誠二
七月七日 これもイイよ。 すげーいい。 何故直木賞とれない?(候補作) 津本陽が「私の知っているサイパン戦と違う」っていって批判したらしいが、そもそもおまえサイパンで戦ったのか...
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宮部みゆき『名もなき毒』
直面してみないと把握できないもの。しかし、常に私たちのすぐ傍にあって、本当はぼんやりと感じている「不安」。 土壌汚染という人間が出した「毒」、そして人間が内に秘める「毒」。様々な毒...
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チルドレンな日本/香山リカ・佐高信
チルドレンな日本/香山リカ・佐高信 ホンモノの「ミスターチルドレン」はどこに。 とはいっても、あの人気バンドの事ではありません。
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サレジオ首切り事件精神鑑定書
『心にナイフをしのばせて』奥野修司というサレジオ高校首切り事件をあつかった本が話題になっているそうで、当データベースの高校生首切り殺人事件にも多くの方が来るようになったので、読んで...
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一千一秒の日々 島本理生
一千一秒の日々 この本は 「やっぱり本が好き♪」のミーさん にオススメいただきました。 ありがとうございました。 ■やぎっちょ書評 島本さんの初期の方の作品のようですね。正直初...
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不滅の「役人天国」斐昭
役人の仕事ぶりの実態を写真に撮り『週刊文春』連載にされた記事を単行本化。 単行本化するにあたって47都道府県全てを網羅している。 で内容だが、本としてみると余り面白くない。 どの...
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名もなき毒~宮部みゆき
「誰か」に続いて逆玉の杉村さんが活躍(?)するお話。 青酸カリ混入事件と元アルバイトの女性との2つの話が 軸になって展開します。 私にはこの訳の分からない怒りと理屈を持った 「原...
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どうにかなるか/伊集院静・西原理恵子
どうにかなるか/伊集院静・西原理恵子 そのまま読むとただの老ギャンブラーの愚痴にしかならないのですが、この人、直木賞作家なんですね。
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ST警視庁科学特捜班 今野敏
警視庁で現代犯罪に対応するために組織された警視庁科学特捜班、 略称STの活躍を描いた警察小説。 戦隊物を意識したらしくSTの連中は5人組で名前に色が入ってる。 で内容だが、ただの...
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「長生き」が地球を滅ぼす 現代人の時間とエネルギー/本川達雄
「長生き」が地球を滅ぼす 現代人の時間とエネルギー/本川達雄 前半はあの「ゾウの時間 ネズミの時間」とかぶるところがあります。
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金原ひとみ「オートフィクション」
[オートフィクション=自伝的創作小説] その作家の自伝のように見えるお話である 金原ひとみを蛇にピアスのイメージなのか、 この情緒不安定風な主人公 リンは金原ひとみのように感じる ...
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返事はいらない
1994 新潮社 宮部みゆき 数年ぶりに、短編集なるモノを手に取った。 これは、 宮部みゆきさんがデビュー間もない頃の作品です。 なのに、短いキャリアとは思えない 秀逸した表現力、...
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SF魂/小松左京
SF魂/小松左京 小松左京といえば「日本沈没」ぐらいしか思い浮かばないのですが、実は大作をたくさん書いています。
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「リトル・バイ・リトル」 島本 理生
リトル・バイ・リトル 短いし、読みやすいしで3時間くらいで読み終わりました。 面白かったです。 そーいえば芥川賞候補作。 ほんの少しフクザツな過程に生まれた19歳の女の子の身...
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テレビアニメ魂 山崎敬之
アニメのシナリオライターであった著者が、アニメ創世記の作品についての 裏話なんかをまとめた本。 で内容だが、私もそこそこの年齢だが、この作品で取り上げる作品はさらに古い作品だ。 ...
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巷説百物語・京極夏彦
ジャイ子のペンネームが「クリスチーネ剛田」というのは日本人のコモンセンスだと思っていたんですが、 そうでもなかったらしい・・・ こんばんわ。記号士です。 本日は絶賛不人気企画...
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舞城王太郎「阿修羅ガール」
「減るもんじゃねーだろうとか言われたので取りあえずやってみたら ちゃんと減ってた私の自尊心 返せ!」 好きでもない佐野となぜかやってしまったアイコは、自尊心傷つけられて 頭にき...
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出口のない海 横山 秀夫
警察小説では有名な著者の戦争小説。今度映画化されるらしい。 で内容だが、よく出来ていると思う。 文章が読みやすいのは著者としては当たり前だが、 登場人物の性格付けも良く出来ている...
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聖書 旧約篇/ジョージ秋山
聖書 旧約篇1/ジョージ秋山 聖書 旧約篇2/ジョージ秋山 聖書 旧約篇3/ジョージ秋山 どういう意図で描かれたのかよく判りません。
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赤い指 東野圭吾
ミステリーなんだけど 2つの家族の年老いた親との関係を軸に書かれている。 親の気持ちを考えさせられる1冊。 でも、私が女だからか 介護を妻や嫁いだ妹にまかせっきりなのにむかついた...
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封印作品の謎/安藤健二
封印作品の謎/安藤健二 封印作品の謎 2/安藤健二 「ウルトラセブンの第12話」は初回は放送されたが、その後、欠番となり再放送はされていない。
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男前豆腐店を知りたい!
+++ 『男前豆腐店ストーリー』 発掘調査中 +++ 男前豆腐店のことをはじめて知ったのは、fumifumiさんのブログでしたが、この会社のホームページには驚かされました。豆腐屋? ...
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山背郷 熊谷 達也
直木賞作家の熊谷達也の短編小説。 主に戦後の東北の田舎を舞台にした職業の話で構成されている。 で内容だが、確かに話は短編にしては重厚で深いと思ったが、 私は小説は娯楽であるという...
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〈旭山動物園〉革命 夢を実現した復活プロジェクト/小菅正夫
〈旭山動物園〉革命 夢を実現した復活プロジェクト/小菅正夫 旭山動物園は日本で最北に位置し、1年の半分近くを雪に閉ざされ、交通のアクセスもけっしていいとはいえない。 にもかかわら...
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霧の訪問者のエプロン
霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件 先日、謹んで拝読させて頂きました?お涼様の活躍物語。 そのなかで少々気になる描写がありまして 「ヒヨコの絵を描いたエプロン姿のマスター」 ヒ...
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博士の愛した数式/小川洋子
博士の愛した数式/小川洋子 DVD:博士の愛した数式 久しぶりに心温まる物語の小説に出会えました。
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殺人勤務医 大石圭
呪怨などのホラー小説で有名な大石圭のオリジナルホラー小説。 私はホラー映画が好きなので読んでみた。(ホラー小説はあまり読まない) で内容だが、最初はホラー小説ということで殺人医者か...
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人にいえない仕事はなぜ儲かるのか? 門倉貴史
人に言えないようなビジネス(裏ビジネス)は何故もうかるかを、 裏家業に詳しいエコノミストの著者が説明した本。 で内容だが、結構やばめの事も書いてあるのだが著者の文章のノリが軽いので...
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三谷幸喜『三谷幸喜のありふれた生活5 有頂天時代』
近況。 本はもう今空いている時間はそれだけに没頭してるんだが、PCを触る時間が飛び飛びで困る。しかも眠い。春眠暁ヲ覚エズならぬ、秋眠暁ヲ覚エズ?(何じゃそりゃ) 三谷幸喜のありふれ...
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島本理生「リトル・バイ・リトル」
物語りを書く人とはこういう人なんだろうと思った 日常のひとつひとつの動きを目を瞑りながら丁寧に思いだし書きしるている 飾り立てた言葉は最小限にして 静かに 高校を卒業してアル...
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恋より仕事/室井佑月
恋より仕事/室井佑月 室井佑月さんは、ミス栃木、モデル、女優、レースクイーン、銀座のクラブホステスなどいろいろな仕事を経験された方です。
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恩田陸「六番目の小夜子」
高校生の頃に何を思い、何に憧れ、何を笑い、何に怯えていたのだろう そしていつも最後に自分自身になんと言って納得させていたのか? 今も唯一思い出せるのは不安感だ もちろんその後の人生...
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君はフィクション/中島らも
君はフィクション/中島らも 2004年7月に中島らも氏が亡くなってから2年が経ちました。
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包帯クラブ 天童荒太
天童荒太の6年ぶりの書き下ろし小説。 何故か新書サイズで出版された。 私は著者の『永遠の仔』も好きだったので読んでみた。 で内容だが、心に傷がある登場人物が、 一生懸命生きていく...
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ハピネス/嶽本野ばら
ハピネス/嶽本野ばら いきなりセカチューと同じ設定で始まるのでガックリときました。
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「カラマーゾフの兄弟 上巻」 ドストエフスキー
カラマーゾフの兄弟 上 新潮文庫 ト 1-9 やっぱりね、みんないうわけですよ。 「カラマーゾフの兄弟」くらい読んでないとって。 こりらっくまね、外タレは苦手なんですけど、頑張っ...
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他人を見下す若者たち 速水 敏彦
最近根拠のない有能感に浸る若者が増えている その原因を教育心理学の著者が分析した本。 で内容だが、最初に最近の小学生についての内容だったので、 いくらなんでも若すぎるだろ!!と突っ...
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フェルマーの最終定理 を読んだ
ちょいと高尚な本の話。「フェルマーの最終定理」を読んだ。こういうの結構好きなんです。簡単に説明すると、 Xn + Yn = Zn は、nが3以上は成り立たない。 300年以上も前にフェ...
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読書バト-ン
こんちわ~(フレンドリー) バトンでございます 流花さんからいただきました本屋バトンなるもの しかしどこかででも、このバトンを見た気がする.... 本屋であまり買わないんですよ~ なの...
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天唄歌い/坂東眞砂子
天唄歌い/坂東眞砂子 まだ読んでいません。 というか、永久に読まないと思います(笑)。
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「文学賞メッタ斬り!リターンズ」 大森 望・豊崎 由美
文学賞メッタ斬り!リターンズ 装丁に惹かれて買った前作。 非常に面白かったので、続編がでて平積みになってたのを見て速攻ゲット。 じっくり読もうかと思ってたのに、体調を崩してこの...
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表現したい人のためのマンガ入門/しりあがり寿
表現したい人のためのマンガ入門/しりあがり寿 この本はあくまで「マンガ入門」であって「マンガの描き方入門」ではありません。
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『アジア新聞屋台村』 アジアのにおいが立ち上ります
+++ 『アジア新聞屋台村』 発掘調査中!? +++ みなさん、これは心の準備が要りますよ。もう最高に面白いです。特に東南アジアに興味がある人、そちら方面を旅したことのある人に...
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「カラシニコフ」 松本 仁
カラシニコフ 古川日出男の「ベルカ、吠えないのか?」は軍用犬を追うことで20世紀の世界史を俯瞰したフィクションの傑作だったが、松本仁の「カラシニコフ」はロシアが生んだ最強の突撃銃...
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オタク女子研究 腐女子思想大系/杉浦由美子
オタク女子研究 腐女子思想大系/杉浦由美子 もともと、オタクには男女の区別はなかったはずですが、オタク女子はオタク男子に比べて目立たないため、その実数が過少評価されていたようです...
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「ウルトラ・ダラー」 手嶋 龍一
ウルトラ・ダラー 昔から、藤原伊織とかの全共闘系ミステリを雑誌に喩えると「アサヒ芸能」がしっくりくるなーなんてくだらないことを思ってたんだけど、この「ウルトラダラー」は、喩える...
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ウィニー 情報流出との闘い/湯浅顕人
ウィニー 情報流出との闘い/湯浅顕人 いまだにウィニーによる情報流出が報道されているということは、情報流出の危険を冒してでもウィニーを使い続ける人がたくさんいるということです。
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みなさんマンガ読んでますか?
@@@ あお空的、日々 @@@ 最近マンガをポチポチと読んでいます。活字はもちろん好きなんですが、マンガも同じくらい大好きなんです。なにせ、マンガは日本が世界に誇ることのでき...
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チョコレートゲーム 岡嶋二人
共作作家 岡嶋二人の学園を舞台にした推理小説 ちなみにこの作品で日本推理作家協会賞を受賞している。 最近 岡嶋二人が再評価されているので久しぶりに読んでみた で内容だが、推理小説...
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複雑な気分にさせる本~「国家の品格」
週末に実家に帰った。病院の父を見舞うためだが、2時間ほどしたら叔父が来るというので、そのまま病室で待つことになったが、母が、そこに本があるから読んでいたらいい、というので、新書だ...
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文学賞って3 まほろ駅前多田便利軒を少々
前の芥川賞の時と同じく、頭っからこれが直木賞なのか、と思って読むと真っ当に読めない これがミステリーの賞だと素直に読めるだけどな~ それから選評 これまた読んでない他の作品とかのも...
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フランス妖精民話集
フランス妖精民話集 フランスの妖精がかかわってそうな民話を集めた作品。 どこかで聞いたことあるようなないような寓話が盛り沢山といった感じ。 具体的にどの妖精が出てくるとかいった感...
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疑惑のアングル 写真の嘘と真実、そして戦争/新藤健一
疑惑のアングル 写真の嘘と真実、そして戦争/新藤健一 歴史上、一枚の報道写真が戦争の発端になる事が何度もありました。 しかし、どんなに報道写真を駆使しても戦争を止めさせることはで...
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西尾維新「クビキリサイクル」青色サヴァンと戯言遣い
勘当された財閥の令嬢が5年間幽閉されている鴉の濡れ羽島 彼女に招待される5人の各界天才達 そしてある天才の首無し死体が発見される 工学の天才[青色サヴァン]こと玖渚友と、 ただの付き...
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ガウディの伝言/外尾悦郎
ガウディの伝言/外尾悦郎 著者は、30年近くに渡って、スペイン・バルセロナのサグラダ・ファミリア聖堂の彫刻を担当しています。