みんなの投稿
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【お熊】悪者がいると楽
なにか事件とか問題があったとき悪者がいると楽だ。あたしも今回のライブドアショックでは楽な反応をしてしまった。ただ、相場と無縁の人たちの悪者はホリエモンだけど、実際に株をやっているあ...
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【幸べえ】三島研究には
「太陽と鉄」について書いたらちょっと気が晴れた。こんな話は、なかなかする機会がないからな。オレとしては、特別にむずかしいことを考えているつもりはないんだが。 正直いって、最近の文...
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「歳三からの伝言」
伏見から箱館までの土方歳三を追った小説。 北原氏の本を読んだのは初めてですが、この方は伊庭八郎ファンなのでしょうか♪(嬉) とにかく合間合間に出てくるイバハチとトシとの掛け...
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13階段
緻密に計算され、次から次へと裏をかいてくる、第47回江戸川乱歩賞受賞作『13階段』。犯行時の記憶がない死刑囚の冤罪を晴らすため、刑務官と、過去に殺人を犯した少年が調査を開始する。最...
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【幸べえ】豊饒の海四部作
カネがほしいと思うのは、決して異常なことではない。「マネーゲームはいけない」「こつこつ働くのがいちばん」などと言いながら、ホリエモンをうらやんでいた人は少なくないと思う。 堀江社長...
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【幸べえ】ミシマがめざした文学とは
去年はブログが大流行りだったが、今年はどうかね? 個人的な、愚にも付かぬことをだらだら語りたい人間は多いんだろう。読みたい人はあんまりいないんだろうけど。このブログにしたって、続け...
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奥田英朗の本
イン・ザ・プール これは先週、図書館で借りたのですが、去年読んだのでした。 本当は、続編の空中ブランコを読むつもりだったのに…。 どういうわけか勘違いして借りてしまいました。 ...
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東京古本とコーヒー巡り
東京古本とコーヒー巡り ”昭和20年代のビジュアルブック、海外の古書、戦前のチラシやデパートの図録”新刊書店とは違う個性あり、主人あり、昔の本の魅力を擁する東京の古書店、本を眺めて...
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ダーリンの頭ン中
小栗左多里,トニー・ラズロ 著
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『夜市』
日本ホラー小説大賞受賞、先日決まった直木賞にもノミネート。ダ・ヴィンチ2月号でもプラチナ本に選ばれました。そして当ブログも、こっそり「欲しいものリスト」に入れていました。 珍しく自...
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【幸べえ】ディオニソス的なもの
「美」の問題はむずかしい。 学生のころ、「美を認識するのは理性だ」と言っているヤツがいて反感を覚えたことがある。絵も彫刻も美女も「物」だ。音楽はその振動だ、と思っていたから……じゃ...
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24 人のビリー・ミリガン 上・下
ダニエル・キイスを日本で著名にしたのは アルジャーノンに花束をよりも寧ろこちらの作品でしょう。 多重人格という障害の存在とその実態を知らしめ、 十数年前の日本に一大センセーションを巻...
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小説 ドラゴン桜-特進クラス始動篇
さてさて、『ドラゴン桜』の小説、予想外に面白かったです('▽') 漫画のドラゴン桜とドラマのものは違うもので、この小説は漫画の方のストーリーです。ただ、まだ特進クラスが始動すると...
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さぶ
こういうのを文学的な作品というのだろう。小説を書くための指南本に紹介されていた、山本周五郎の作品『さぶ』。一人の青年の人間的な成長と、その周りに集まる世間をうまく渡っていくことがで...
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「美姫血戦」
「箱館売ります」と同じ作者・富樫倫太郎氏の作品「美姫血戦」を読みました。 伊庭八郎はもともと大好きなのだけど、この本を読んで人見勝太郎の大ファンになっちゃいました♪(笑) な...
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手術を受ける前に読む本―これだけは知っておきたい基礎知識 / 佐...
突然の病気、手術!パニックにならない為に、健康な内に読んでおきたい一冊です。
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「箱館戦争写真集」
「新選組!! 土方歳三最期の一日」の放映が終了して1週間。 元旦と3日に見た後、感想を一気に書き上げて記事をアップしましたが、日にちが経つにつれ色々考え方が変わってくるというか落ち着...
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また西遊記か・・・
最近、予告編のCMで知ったのですが、香取慎吾を孫悟空にして西遊記がまたまたドラマ化されたとのことですが、どうなんでしょう? いまの映像技術を使えば、たやすく合成も出来るでしょうから...
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いつも応援ありがとうございます!
こんにちは、野口です。 いつも、このブログを応援していただき、ありがとうございます。 今日は、私からのお知らせです。 今月の26日、私の初の著書が発売されます(^_^) タ...
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塩野七生『ローマ人の物語XIV キリストの勝利』
2005年は下手したらもう出版されないのか、と思ってしまった。 塩野七生の大作もついにこれであと1巻だ。 今回は表紙に取り上げられている司教アンブロシウスの像に、ローマの決定的な...
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旅の指さし会話帳 (18) トルコ
旅の指さし会話帳 (18) 海外旅行には必携のシリーズ。今回はトルコ編を紹介。
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長野の大地―見どころ100選 / 地学団体研究会
ずっとメジャーなDVDの紹介が続いていたのでマイナー系いってみます。 地質学関係の本です。
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【幸べえ】青い○○
「ダフニスとクロエ」がベースになった作品といえば、コレットの「青い麦」もそう。幼なじみの男女がそれぞれ16歳と15歳になって、互いにすごく惹かれ合っているんだが、少年の方は色っぽいオバ...
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雲の向こう、約束の場所
雲のむこう、約束の場所 新海誠監督によるアニメが原作というメディアミックス作品。 前作のほしのこえも同じようにアニメが先となった小説がありますね。 今回もアニメではつかみきれない設...
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A・ネグリ&M・ハート『マルチチュード』
2000年に話題を集めた『<帝国>』の著者、 ネグリ&ハートによるその続編ともいえる本である。 まずもって、 「民主主義が私たちの世界にとって必要であり、私たちの時代を取り巻く...
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新年コレを買いました
自分へのメッセージ。 『・・・いつまでも正月気分でいんじゃねーよ!! もっと動けや!! 食っちゃ寝、食っちゃ寝してんじゃねーよ!! しっかし、古畑任三郎面白かったな!!』 ...
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【幸べえ】潮騒の実験
三島由紀夫という作家は、切腹という衝撃的な死に方のせいで、作品を正当に評価されない傾向があると思う。あの市ヶ谷の事件のときオレは小学生だったが、当時の学校ではもちろんも、さらに中学...
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【お熊】「金閣寺」を再読する
「金閣寺」を読んだのは二十代後半だったかな……背表紙の朱色がすっかり色褪せた文庫本をひさしぶりに開いてみた。今年一冊目の本はこれにしようっと。 書き出しは、「幼時から父は、私によ...
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【幸べえ】ラディゲの死
ラディゲがらみで思いつくのは、三島由紀夫の「ラディゲの死」だな。 といっても、オレはこの作品を読んだのかどうか、さっぱり思い出せない。新潮文庫の「ラディゲの死」は、本棚の「既読」の...
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今年の面白本
今年も終わりですが、 面白かった本ベスト5を選んでみました。 ベスト10といきたいところですが そんなにたくさんの面白本はないですね。 まだまだ読書量が足りないというのもあります...
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闇の吸血鬼一族
トワイライト〈3〉闇の吸血鬼一族 トワイライトシリーズ第3弾(ステファニー・メイヤー/ソニーマガジンズ) 人間の血を飲まない、崇高なポリシーを持つカレン一家に紹介されたベラ。 敵視し...
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【お熊】「マッチ売りの少女」と「あの女はろくでなし」
今年は寒い。とてもこたえる。これですきっ腹をかかえて外でマッチを売らなきゃならないとしたら、もう幻でも見るしかないな……と、アンデルセンの「マッチ売りの少女」を思い出してベタな感想...
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アルジャーノンに花束を
読んだのはもう 16 年も前になりますが、未だに別格の、 私の人生で一番好きな、私にとって特別な作品です。 この先どんな本を読んだとしても、 恐らくそれは一生変わらないでしょう。 著/ダニ...
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『リョーコ』 読了
読み終わりました。 『岸和田少年愚連隊』でおなじみの「チュンバ」をはじめとした 悪ガキたちの、これまたおなじみの破天荒な日常が綴られていますが、 「リョーコ」の視点で語られる...
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「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」
「男たちの大和」を読んで、映画も見に行きました。原作者である辺見じゅん氏の本の中に気になっていたものがあったので、この機会に通勤読書させていただきました。「収容所(ラーゲリ)から来...
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「京都守護職始末」
幕末の会津藩といえば、この人! 戊辰戦争注目の人第4弾(笑)は、会津藩家老・山川大蔵(浩)重栄さんです。 大蔵(おおくら)さんのファンは多いと思います♪ 特にこれを読んだ方なら分か...
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【幸べえ】句読点を数える
「ドルジェル伯の舞踏会」のなかのエピソードで、主人公のフランソワが下宿している家の主人だったフォルバックという人物が、アル中で「句読点の蒐集家」だったというのがあった。ダンテを読ん...
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Debian GNU/Linux 徹底入門 第3版 Serge対応 / 武藤健志
Debian GNU/Linux徹底入門 ちょっと間が空きましたが、「オープンソーススペシャル」第5弾!
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オリーブの海
オリーブの海(ケヴィン・ヘンクス著/白水社) 12歳のオリーブ・バーストゥは何週間か前に車に轢かれて死んだ。 そのオリーブの母親から、突然「ありがとう」の言葉と共に一枚の紙切れを渡...
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Emma and the Boy Next Door
初めて洋書を読んだ。洋書といっても、日本人向けに発行された英文書籍。『Emma and the Boy Next Door』(エマと隣の少年)。洋販ラダーシリーズという、英語上達を目的...
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【お熊】「溺れゆく者たち」
ラディゲの「肉体の悪魔」は本も読んだし古い映画も観た。映画では美男俳優として有名なジェラール・フィリップが主役を演じていたけど、とても感じが悪かった。もともとあたしがいかにも二枚目...
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「会津藩最後の首席家老」
さすがに師走も中盤に入り、このところ組!!情報が溢れすぎていて、追いつけない状態です。 何かしら絶対取り逃がしてる気がするよ。 書きたいネタは盛り沢山なのですが、それをまとめる脳ミソ...
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『Y』 読了
読み終わりました。 実に不思議な話です。 人生をやり直せたら、あのときこうしていたら、 という思いをテーマにしているといえますかね。 まったくの予備知識なしで読んだほうがいい...
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『シャングリ・ラ』
数年前、沖縄・那覇市のスナックで騒ぎまくったことがある。姐ちゃんたちは昼間はOLで、なのに午前3時まで呑むわ歌うわ。いつ寝るんだか。 沖縄の女性は、パワフルな働き者が多いようだ...