みんなの投稿
-
ハピネス
3 歳の娘の花奈 (かな) と 2 人きりで江東区のタワーマンションに 住んでいる有紗 (ありさ) には、4 人のママ友には 決して言えない秘密があった。ママ友、タワマン、夫の秘密。 さぞや嫉妬と虚...
-
小川洋子『妊娠カレンダー』
妊娠カレンダー (文春文庫) [文庫] 妊娠した姉を観察する妹を描いた表題作ほか2編、悪夢のような、白昼夢のような短編集。 表題作は1990年に芥川賞を受賞しているらしいのですが、そもそもそ...
-
桜木紫乃『ワン・モア』
ワン・モア (角川文庫) [文庫] 安楽死事件を起こして離島に飛ばされた女医の美和。 島では特に緊急の患者を見ることもなく、また彼女は島に暮らす元水泳選手と逢瀬を繰り返し、島民の評判も芳し...
-
西加奈子他『旅の終わり、始まりの旅』
旅の終わり、始まりの旅 (小学館文庫) [文庫] 青森への旅をテーマにした短編集。 旅をするという話が『叫びと祈り』以降とても気になっていて、そういうところで買った本なんですけど、皆著者...
-
本谷有希子『生きてるだけで、愛』
生きてるだけで、愛。 (新潮文庫) [文庫] 鬱から来る過眠症で絶賛引きこもり中の寧子・25歳、同棲中。 ある日突然同棲相手の津奈木の元恋人が現れ、寧子を罵り自立を促すようになり、閉じてい...
-
ダイナー 平山夢明
ダイナー (ポプラ文庫) [文庫]平山 夢明ポプラ社2012-10-05うだつの上がらない女性が携帯裏サイトでうっかり危ない仕事を手伝って、見事に失敗。殺されそうになったところを、なんとか勘弁して...
-
道徳の教科書(中学校)に宇宙兄弟が!
道徳が「教科」になりましたね。 道徳の教科書ってどんな感じだろう、と 息子の道徳の教科書を読んでみたら、 最初のほうのページで、いきなり 「宇宙兄弟」がでてきてびっくり!! 有人宇宙...
-
竹田晃(編)『中国幻想小説傑作集』(白水社)
日本の故事にもなっている邯鄲之夢──「一炊之夢」の方が有名かもしれませんが──から、清代の小説集『聊斎志異』、近代の小説からは魯迅、現代からはノーベル文学賞作家、莫言と全時代を通し...
-
司馬遼太郎『坂の上の雲』
坂の上の雲〈1〉 (文春文庫) [文庫]司馬 遼太郎文藝春秋1999-01-10 松山出身の秋山好古、秋山真之兄弟と正岡子規の3人が生きた明治という時代を描いた長編小説です。 縁あって読む機会に恵まれ...
-
『傷物語 (講談社BOX)』著:西尾維新
傷物語 (講談社BOX)西尾 維新,VOFAN講談社売り上げランキング : 1353Amazonで詳しく見る
-
芥川賞作品を読む 吉野目晴彦著 「寂寥荒野」
アメリカ人と結婚してアメリカに渡った日本女性が少し痴呆になって老いてどうなったか。かなり悲しいストーリーだった。夫と息子たちが優しい。息子たちが三人とも日本女性と結婚したり婚約し...
-
J・Mクッツエー 「恥辱」
大学教授が教え子と恋愛して学校を追われて娘の住む町に行きます。なんか、ハーレークイーンみたいですがそうはいきません。ノーベル文学賞作家ですから。映画になっても面白いだろうなとおも...
-
帚木蓬生著 「安楽病棟」
旅行に持っていく本の選びは慎重にしないと。面白過ぎても睡眠の妨げになるし、中身の薄い本はすぐ読み終えて活字不足になる。ヒコーキで貰った新聞を矯めつ眇めつ眺めることになってしまう。...
-
新年一発目の本は
今年最初の本は学校の課題の あまり面白くない本になりそうです。 サウナダイエットについて調べたりとか やりたいことだけやれればいいけど それ以外にもいろんなことがあるからね。 そ...
-
1.『流跡』―朝吹真理子
今日から読んだ本を記録していければと思います。いつも2日も続かなかったけれど、やっぱり読んだものは記憶にだけでなくことばとして残しておかないと勿体ない気がしたので・・・気の向くまま...
-
「種をまく人」 ポール・フライシュマン著
貧民街にあるアパートに住む少女ががれきの中にこっそりひと粒の花の種をまいて育てます。それを見たアパートの住民が真似をします。やがて捨て放題だった家具やがれきがかたずけられて、美し...
-
バートランド・ラッセル『怠惰への讃歌』(平凡社)
概要 数学者、論理学者、哲学者と様々な顔を持つバートランド・ラッセル。産業革命以降、生産力が向上したが、それでも労働量は同じ。失業者と生産過剰の問題をこのように捉え、一日四時間労働...
-
『ゴールデンスランバー』著:伊坂 幸太郎
ゴールデンスランバー (新潮文庫)伊坂 幸太郎新潮社売り上げランキング : 2775Amazonで詳しく見る
-
『時生』著:東野圭吾
時生 (講談社文庫)東野 圭吾講談社売り上げランキング : 6375Amazonで詳しく見る
-
天童荒太「家族狩り」全巻読破した感想 不完全な人間達がつくる家...
引きこもりの子や家族に暴力を振るう子供達にどう接するか… 壊れた家族の中で苦しむ子供達を救えるのか… 内容が密で深くて、全巻読むのに時間がかかってしまった。どのページも流し読みできる...
-
不祥事
新装版 不祥事 (講談社文庫) [文庫]池井戸 潤講談社2011-11-15
-
ホワイトアウト
ホワイトアウト (新潮文庫) [文庫]真保 裕一新潮社1998-08-28
-
カトリーヌ・アルレー『21のアルレー』(東京創元社)
カトリーヌ・アルレー カトリーヌ・アルレーといえば、悪女で有名な作家ですが、癖のある作品を書くことでも知られています。もともとフレンチ・ミステリは英米作家とは違い、癖のある作品が多...
-
砕かれた鍵 (百舌シリーズ)
砕かれた鍵 (百舌シリーズ) (集英社文庫) [文庫]逢坂 剛集英社2014-03-20
-
幻の翼 (百舌シリーズ)
幻の翼 (百舌シリーズ) (集英社文庫) [文庫]逢坂 剛集英社2014-03-20
-
麒麟の翼
麒麟の翼 (講談社文庫) [文庫]東野 圭吾講談社2014-02-14
-
綾辻行人「緋色の囁き」
考えたくないことがあるとき、ミステリー、それもホラー系のものは、映画でも本でも、助かる存在。とりあえずその世界にのめりこんで、気になる事があっても、いったん、保留にできる。一種の、...
-
疾風ロンド
疾風ロンド (実業之日本社文庫) [文庫]東野 圭吾実業之日本社2013-11-15
-
おしん
おしん (ポプラ文庫 日本文学) [文庫]蒔田陽平ポプラ社2013-10-04
-
小説「思い出のとき修理します」・気になるコミック等
表紙のイラストが気に入って読んでみた「思い出のとき修理します」 ファンタジーの混じったミステリーに恋愛テイストが入っていて女性向けな一冊だと思います。ミステリーはさほど深いものでは...
-
取引
取引 (講談社文庫) [文庫]真保 裕一講談社1995-11-07
-
中山七里『魔女は甦る』
魔女は甦る (幻冬舎文庫) [文庫] 閉鎖された薬物の研究所近くで、そこに勤務していた研究員が見るも無残な姿になって発見された。 埼玉県警の槇畑らは捜査を進めるが、研究所に勤務していた...
-
新参者
新参者 (講談社文庫) [文庫]東野 圭吾講談社2013-08-09
-
「黄金のバンタム」を破った男 (PHP文芸文庫)
「黄金のバンタム」を破った男 (PHP文芸文庫) [文庫]百田 尚樹PHP研究所2012-11-17
-
風の中のマリア
風の中のマリア (講談社文庫) [文庫]百田 尚樹講談社2011-07-15
-
輝く夜 (講談社文庫)
輝く夜 (講談社文庫) [文庫]百田 尚樹講談社2010-11-12
-
少年H(下)
少年H(下) (講談社文庫) [文庫]
-
少年H(上)
少年H(上) (講談社文庫) [文庫]
-
オレたち花のバブル組
オレたち花のバブル組 (文春文庫) [文庫]
-
オレたちバブル入行組
オレたちバブル入行組 (文春文庫) [文庫]
-
真夏の方程式
真夏の方程式 (文春文庫) [文庫]
-
狼と香辛料
「図書館にライトノベルもあったよ」と旦那さんに話したら食いついてきて、借りてきて欲しいと頼まれるようになりました。図書館はいくつかの場所で本が回っているので、地区に存在していてもそ...
-
阪急電車
阪急電車 (幻冬舎文庫) [文庫]
-
ビブリア古書堂の事件手帖
読んだ本の感想を書いておこうと思いつつ、ずっと書き損ねていた「ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち」 読みたいと思ったのは表紙のイラストが好みだったのと、古書堂という...
-
残り全部バケーション 伊坂幸太郎
面白かったです。 初出の雑誌が全部違うかったせいか、微妙な感じの連作小説でしたが。。。 終わってから、もう一度関係性を整理したくなるような感じと この人のこともっと突っ込んで書いて欲...
-
「蒼穹の昴」浅田次郎を読む
家事を忘れて没頭しました。 文庫だったので全4巻。 <1><2>は2回ずつ読みました。 1時間ほど前<4>まで読み終えてため息が出ました。 頭に描いた相関図が壊れないうちにと一気...
-
日本語を反省してみませんか (金田一春彦)
日本語を反省してみませんか 世界で一番優れた言語は日本語だと自負してならない。 世界で最も美しい言語は日本語だと自負してならない。 しかしながらその日本語を日本人でありながらよく...
-
流星ワゴン
以前、『きよしこ』を貸してくれた友達が同じ重松作品ということで貸してくれました。 忙しくてなかなか読めなかったのですが、読み始めたら一気に読んでしまいました。 3組の父と息子のお...
-
「こんなに面白い大宇宙のカラクリ」 ニ間瀬敏史・山田亨 著
こんなに面白い大宇宙のカラクリ―「すばる」でのぞいた137億年の歴史 何気なく手にした本の冒頭には宇宙を撮影したカラー写真が何ページに渡って紹介されていました。それぞれの説...
-
子供の十字軍 ブレヒト
第二次世界大戦のポーランド。ドイツの侵攻によって孤独になった子供たちが寄り集まりあてどもない旅のはてに、どこかへ消えていってしまうという悲しい話。 中世には似たようなことが実際...
-
「経済ってそういうことだったのか会議」佐藤雅彦・竹中平蔵 著
経済ってそういうことだったのか会議 いつごろからかこの本のことは気になっていたのに、読む機会が無くここまできてしまいました。「だんご三兄弟」の佐藤雅彦氏と大臣の竹中平蔵氏...
-
スナイパー入門 かのよしのり
元自衛官がしるした趣味としての狩猟――著者はスポーツハンティングと称する――の解説書。銃の所持方法から始まって、狩猟には関係のないはずの全自動銃の撃ち方や本人がしたことも食べたこ...
-
天体ビデオ撮影マニュアル
月刊天文ガイド編集のデジタルビデオカメラで天体を撮影する手引き。TGv-Mという天体撮影用に開発されたカメラをプッシュしていて珍しく商売気が強い。TGv-Mの画像はコンパクトデジカメによる...
-
カードの国の大冒険 鈴木銀一郎・大西一久・小沢ゆかり
カードゲーム、モンスターメーカーの世界観と設定を使って書かれた短編集。主人公は話ごとに別々で書き手も三人いるので色とりどりの作品が楽しめる。 設定の奥行きとしっかり立ったキャラ...
-
FULL MOON
写真家のマイケル・ライト氏がアポロ計画で宇宙飛行士の手によって撮られた写真を編集して、架空の月面探査を描いてみせた月面探査写真集。 ありがちなことを言ってしまうと地球から大気...
-
「定刻発車―日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか?」三戸祐子 著...
定刻発車―日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか? 「定刻発車」という本を読みました。 日本の鉄道はどうして時間通りに発車して時間通りに到着するのでしょう。普段当然と思っ...
-
覇者の戦術 中里融司
古代から近代まで繰り広げられてきた人類の闘争で冴えわたる指揮を見せた人物とその戦術をとりあげて簡単に解説した本。精確ではないがイメージしやすい戦況図と、いろんな文化の兵士のイラス...
-
アルスラーン戦記 1-5巻 田中芳樹
私には恥ずかしながら実は読んでいない本がかなりある(たとえば、たったひとつの冴えたやりかた)。アルスラーン戦記もそのひとつだったのだが、やっと読む機会に恵まれた。 実のところ私...
-
鉱物ウォーキングガイド 松原聰
わりと気軽に鉱物がとれる場所をまとめた本。この本においては鉱物をとることではなくて、そのために身体を動かすことを目的としているようだ。だからあえて自動車ではなく公共交通機関と徒歩...
-
星界の戦旗Ⅲ 森岡浩之
占領地行政の後は軍事演習と降伏勧告。どんどん渋いところを描くようになってきているような…。 おそらくこの手の地味な話は書きたくても売れ行きが安定していないときには書くことを許さ...
-
星界の戦旗Ⅱ 森岡浩之
大会戦の後は占領地行政…地味だ。 しかし、ジントとラフィールが歩けば異常事態にぶつかる。二人が任された占領地は刑務所惑星だった。軍事力のバランスが崩れたために不安定化したその惑...
-
何がなんても作家になりたい! 鈴木輝一郎
まぁ、タイトル通りの本。読んでる人間もタイトル通りかはご想像におまかせする。 さいきんネックに感じるのは作家にはバックボーンとなる人生経験が欠かせないのにその人生経験をしたくな...