橋本知事判決- 2009/07/03 23:05
- 2009/7/3 朝日新聞 社説 橋本知事判決 橋本徹・大阪府知事の弁護士時代の発言が、再び司法の場で厳しく批判された。 山口県の母子殺人事件をめぐり、橋本氏は07年春、被告の弁護団体を批判し、「弁護団体を許せないと思うんだったら懲戒請求をかけてもらいたい」と呼びかけた。 その発言をきっかけに大量の懲戒請求を受けた弁護団が損害賠償を求めた。広島高裁は「橋本氏は情報不足であるにもか…
「ものみな『普請中』」と述べる新保祐司都留文科大学教授に欠けている視点- 2009/07/04 12:19
- 産経新聞7月3日付朝刊「正論」に「ものみな『普請中』今日の日本」と題したコラムが掲載されている。是非ご覧いただきたい。 【正論】文芸批評家、都留文科大学教授・新保祐司 ものみな「普請中」今日の日本 - MSN産経ニュース via kwout 新保教授は、 【正論】文芸批評家、都留文科大学教授・新保祐司 ものみな「普請中」今日の日本 - MSN産経ニュース via kwout 「福田恆存は、現行憲法を『当用憲法』と呼んだ…
いわゆる「婚外子の相続差別」は合理的な区別である- 2009/06/29 12:43
- 日本経済新聞6月29日付朝刊に「日本の『結婚』は今のままでいいのか チェンジ!少子化」と題した社説が掲載されている。是非ご覧いただきたい。 社説は、 「法的に結婚していない両親から生まれる「婚外子」の割合が欧米諸国で増え続けている。フランスでは、昨年生まれた赤ちゃんの53%が婚外子だった。2007年の統計をみても、スウェーデン55%、米国40%、ドイツ30%などとなっている。 「これに対し日本は2%…
税理士・会計士事務所の検索サイト『あなたの町の税理士・会計士事務所』- 2008/05/26 20:08
- シニアになると、身辺整理、が気になります。 まだ元気だからこそ、やっておきたい。 できることは自分で。 よくわらかないことはプロに頼む。 でも、どんなプロにどんなことを頼めばいいのか・・。 税理士・公認会計士事務所の検索サービス 『あなたの町の税理士・会計士事務所』 を見つけました。(運営:GMOマーケティング株式会社) 法人に欠かせない、会社の経営相談や起業・開業支援。 個…
「お金の問題」に直面したら。- 2008/05/26 20:25
- 後期高齢者医療保険。 問題、山積ですね。 日本だけじゃありません。 アメリカではすでに、ホワイトカラーが、病気であっという間にプアー階級になる現象がおきてます。 返せるはずで借りたお金。 贅沢のためじゃなくて、必要だったお金が返せなくなる。 これはもう、誰にでも起こり得る事態です。 「手続きコンビニ」というフレーズに惹かれました。 お金に困った時に、手続きに困った時に、何…
凪の法律談義 8 〜 裁判員制度という司法制度の自殺 〜- 2009/06/24 07:16
- 「家栽の人」という漫画がある。植物の栽培が好きな家庭裁判所の桑田判事を主人公にしたもので、過去に片岡鶴太郎の主演でドラマになったこともある漫画である。その「家栽の人」に若い女性の裁判官が登場する。女性裁判官は、夫の浮気が原因で行われている離婚調停において、夫に対し 「付き合っている女性との関係を解消する余地はないんですか?」 と問うが、夫は 「驚いたねぇ。わざわざ裁判所まで呼び出されて娘み…
広島少年院事件- 2009/06/11 22:52
- 2009/6/11 朝日新聞 社説 広島少年院事件 シャワーで水をかけ、無理やり紙おむつをつけさせてその姿を仲間に見せつける。「これを飲んで死ね」と言って、洗剤の容器を口に押しつける。顔を殴り足蹴にした挙句、トイレに行かせず失禁させる。 広島少年院に収容されている少年たちに対し、法務教官らが加えたとされる暴行の数々だ。広島地検はその教官4人を特別公務員暴行陵虐の疑いで逮捕した。 …
死刑廃止論の論拠の一つが足利事件で崩壊- 2009/06/07 13:57
- 産経新聞iza!6月4日配信記事「【足利事件】菅家さん会見(1)「『両親の墓参り行きたい』」、「【足利事件】菅家さん会見(2)体を揺すられ『白状しろ』」において、足利事件で殺人罪などの罪で無期懲役が確定していた菅家利和さんの記者会見の様子が報じられている。是非ご覧いただきたい。 記事では、 「平成2年の足利事件で殺人罪などに問われ、無期懲役が確定した元幼稚園バス運転手、菅家利和さん(62)が4日、…
原爆症訴訟- 2009/05/29 23:13
- 2009/5/29 朝日新聞 社説 原爆症訴訟 裁判に負け続けながら責任を認めない。法治国家の政府としてこれでいいのか。原爆症の認定をめぐる集団訴訟への対応である。 認定にあたっては、医療分科会の意見をもとに厚生労働相が可否を決める。当時の認定基準では、爆心地からの距離をもとに被爆放射線量を推定し、病気が起こる確率を出した。だが、一連の判決で「機械的すぎる」と批判され、厚労省は…
陪審制度に無知な土本武司元最高検検事- 2009/05/19 07:14
- 産経新聞5月18日朝刊「正論」に元最高検検事で筑波大学名誉教授の土本武司氏が「裁判員で『官』の硬直化脱せよ」と題した記事が掲載されている。是非ご覧いただきたい。 記事は、 「裁判員制度の実施が21日に迫った。2004年5月21日裁判員法が成立して以来5年近く経過したのに、国民世論の多くは同制度に冷淡であり、法律専門家からの批判論も絶えない。」 で始まり、裁判員制度に対する土本名誉教授の見…
裁判員スタート- 2009/05/20 21:18
- 2009/5/20 朝日新聞 社説 裁判員スタート 裁判員制度が、明日始まる。 国家の権力を形作る立法、行政、司法の3権のうち、立法権と行政権は、国政選挙とその結果に基づく議院内閣制の下、国民の意思が反映される仕組みを培ってきた。しかし、ひとり司法だけ、プロが一貫して担ってきた。 プロが行う裁判は安定性や一貫性を強みとする。だが、とくに90年代以降の経済社会の変化、犯罪の多様化が…
裁判員- 2009/05/18 21:03
- 2009/5/18 朝日新聞 社説 裁判員 罪に問われた人を裁くとは、いったいどのようなことか。縁遠い体験を、次の裁判員になるかも知れない市民に伝えることは、国民の司法参加を進める上で欠かせない。 21日始まる裁判員制度には重い守秘義務がある。確かに、裁判員や裁判官の意見がむやみに外部に漏れてしまっては、自由な評議は困難であろう。 一方で、評議で自分が述べた意見は秘密に含まれるが…
新潮社に「週刊新潮」を返本した静岡市の藤森克美弁護士の主張を考える- 2009/05/23 22:01
- 産経新聞5月22日付朝刊に「新潮社が読者に雑誌代金を返金 朝日襲撃事件誤報問題」と題した記事が掲載されている。是非ご覧いただきたい。 新潮社が読者に雑誌代金を返金 朝日襲撃事件誤報問題 - MSN産経ニュース via kwout 「藤森弁護士は、商品に「隠れた瑕疵(かし)(欠陥)」があった場合は売買契約を解除できるという民法の規定に、今回のケースが該当すると説明している。購入時のレシートを付け、7日付で同社…
裁判員の屍の上に「参加意識」を醸成しようとする読売新聞- 2009/05/21 07:32
- 読売新聞5月21日付朝刊に「裁判員制度 参加意識が低いまま始動した」と題した社説が掲載されている。是非ご覧いただきたい。 社説は 「日本の裁判所は『敷居が高い』『国民との距離が遠い』などと言われてきた。それを考えれば、くじ引きで選ばれた一般の人が法壇に座り、被告を裁く新制度は、極めて大きな転換点である。」 という認識をもとに、 「裁判官の対応は適切だったか。改善すべき問題点はないか。裁判員に選…
裁判員制度への無知をさらけ出す日本経済新聞社説- 2009/05/08 07:30
- 日本経済新聞5月6日付朝刊に「最高裁判決に読みとる裁判員裁判の姿」と題した社説が掲載されている。是非ご覧いただきたい。 社説は、 「日本の刑事司法を支配する思想は実体的真実主義とされる。犯罪を誰がどう行ったかを正確に究明するのを捜査・裁判の最重要目的にする考え方だ。精密司法は実体的真実主義が発展した一形態といえるが、その負の側面も否定できない。」 と述べ、 「たとえば、(1)捜査は被疑者…
毒カレー事件- 2009/04/22 19:37
- 2009/4/22 朝日新聞 社説 毒カレー事件 11年前、和歌山市内の自治会の夏祭りでカレーを食べた住民4人が死亡し、63人が急性中毒になった。この事件で、カレーにヒ素を混入したとして起訴された林真須美被告の死刑が、最高裁で確定する。 この事件により、来月から始まる裁判員制度へ向けて宿題が残った。 被告が否認し直接証拠もない事件では、法廷で証拠を徹底的に吟味する必要があり、長期…
裁判員制度に関する的外れそのものの議論を笑う- 2009/04/23 00:01
- 一昨日、和歌山毒物カレー事件の最高裁判決が行われ、林真須美被告の上告が棄却された。林被告の死刑が確定することになる。 「未解明のままの動機『裁判員』重い課題」(産経新聞) 「和歌山の毒物カレー事件で殺人などの罪に問われた林真須美被告(47)に対する21日の上告審判決は、1、2審に続き状況証拠の総合評価によって被告の犯行と認定した。だが、1、2審が『解明できなかった』とした犯行動機は、明らかに…
ただちょっと、地裁最上階から- 2009/03/28 21:39
- 模擬裁判とは言え、被疑者やご遺族以外の鑑定人、弁護人、検察官は皆本物。 個人情報の一部を変更したもので実際の事件が扱われているので、公判が進み、正午を回る頃には食欲もうせ、無意識に胃のあたりをさすっている自分がいました。 地裁最上階は、昼休みに特別配慮で案内されました。 この場所は、裁判員制度に関わる裁判所スタッフの方々の、裁判に不慣れな一般の裁判員達への心使いとして、用意して下さったようです…
凪の法律談義 2 〜サンフランシスコ講和条約を考える〜- 2008/01/28 12:49
- サンフランシスコ講和条約により日本は独立を回復したが、そのサンフランシスコ講和条約の条項を巡って論争が起こっているのはご存知と思う。今回は日本国憲法成立経緯に関わる周辺論点としてサンフランシスコ講和条約について私見を述べる。 サンフランシスコ講和条約において大きな論争となっているのは、極東軍事裁判をはじめとする「戦犯裁判」を講和条約がどのように定めているかという点である。具体的に述べれば、サ…
凪の法律談義 3 〜日本の統治機構の構造〜- 2008/02/20 22:00
- 日本国憲法の第1章は「天皇」である。日本の歴史も伝統もまったく知らず、実験的な憲法を起草した占領軍であるが、日本国憲法の最初に天皇を掲げたのは間違いではない。なぜなら天皇制度こそが日本の国体の根本であるからである。 日本国憲法第7条には天皇の国事行為が定められているが、日本にとって重要な行為のほとんどが天皇の名において行われることがわかる。私は、これだけの重要な行為を自らの名で行う天皇が、内…
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