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「雪国の春」柳田国男- 2008/07/06 22:09
- 雪国の春夏にこんな本を読んで、どうするという感じ。最近あんまり暑いので、共感もわかない。それでも演歌を擁護する本ではないことはわかる。明治期以降、どんどんと西洋の文化ばかりを模範として進んでいく日本のあり方に異を唱え、これまでの、過去の日本の在り方を問いただした、まるで原点回帰的な宣言書のようなエッセイ。マニフェストとして読んでも面白いが、著者が日本を憂いている様が見えてくるような筆致が心地よい。…
トイレの花子さん- 2008/01/19 13:30
- 「竈神と厠神」(飯島吉晴・著、講談社学術文庫)を読んでる。 厠の神様というものに、興味があった。 男神なのか、女神なのか?井戸の神様と夫婦というが、どこで出会ったのか? 残念ながら、そういう疑問には答えてくれなかったけれど、とても面白く、読んでいると便所をめぐるフォークロアに興味が尽きない。 便所(厠)は、異界との境界領域である。 なるほど。 水洗トイレしか知らない若い人には、実感…
赤子の変身と再生――糞便から子宝へ- 2008/01/20 00:16
- 引き続き「竈神と厠神」(飯島吉晴著、講談社学術文庫)を読んでいる。 (古来日本では)赤子と糞便は同一視されていた。 これを読んだ時は、わあと叫びそうになった。妙に納得してしまったから。出産経験のある人なら分かると思うが、分娩と脱糞はよく似ている。分娩の後は、百年の便秘が終わったようにスッキリする。育つかどうかわからないはかない存在だったせいもあり、生まれたばかりの赤子は人とはみなされなかっ…
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