業務プロセスの視点(バランスド・スコアカードその7)- 2009/07/16 21:18
- 今日は業務プロセスの視点について述べたいと思います。財務の視点、顧客の視点に次ぐ3つ目の視点ですね。これまでの内容を確認したい方は、カテゴリ「バランスド・スコアカード」より過去ログをご覧ください。業務プロセスの視点は、顧客満足度の向上を図るため、あるいは株主・債権者等の利害関係者に応えるために、社内のどの業務に、どのように優位性を発揮すべきかを考えるものです。経営資源が限られる中小企業には、「選択…
顧客の視点〜マーケティングの細分化、後編〜(バランスド・スコアカードその6)- 2009/07/15 20:18
- バランスド・スコアカードの評価視点の1つである、顧客の視点について、前回に引き続き述べたいと思います。前回は高度成長時代、安定成長時代について述べましたので、今日は低成長時代のマーケティングについて考えてみましょう。市場の成長が望めない時代においては、新規顧客よりも既存顧客により重点を置くことになります。それも職業、年齢等のセグメントで標的顧客を絞るのではなく、「個客」一人一人のニーズに、より詳細…
顧客の視点〜マーケティングの細分化、前編〜(バランスド・スコアカードその5)- 2009/07/14 21:26
- バランスド・スコアカードの4つの視点のうち、今日は顧客の視点より、市場の変遷に伴うマーケティングの細分化についてです。これまでの内容を確認したい方は、カテゴリ「バランスド・スコアカード」より、過去ログをご覧ください。昔は需要が供給を上回り、市場が高度成長する時代がありました。この頃は顧客は他の人と同じものを持ちたいという欲求が強かったため、(三種の神器を早く自分も手に入れたいといった感じですね)マ…
既存顧客を重視した顧客の視点(バランスド・スコアカードその4)- 2009/07/13 20:54
- 前回のブログで顧客の視点について述べましたが、今回は既存顧客の維持についてもう少し詳しく書いてみます。これまでの内容を確認したい方は、カテゴリ「バランスド・スコアカード」より過去ログをご覧ください。現在の経営環境では新規顧客の獲得よりも、既存顧客への対応に重点を置くべきケースが多いと思います。例えば顧客獲得にかかるコストを考えてみると、新規顧客獲得のコストは、既存顧客維持の5倍かかるといわれます。…
顧客の視点(バランスド・スコアカードその3)- 2009/07/12 20:18
- バランスド・スコアカードの企業評価の4つの視点のうち、今日は2番目に顧客の視点について述べてみます。ここまでの内容を確認したい方は、カテゴリ「バランスド・スコアカード」より過去ログをご覧ください。顧客の視点は、顧客に対してどのような行動をとるべきかという視点から考えます。具体的には、以下の評価指標などが考えられます。・マーケットシェア・新規顧客獲得数・顧客満足度(アンケート等により把握)・クレーム…
財務の視点(バランスド・スコアカードその2)- 2009/07/11 21:04
- 前回はバランスド・スコアカードの4つの視点を紹介しました。今日はその1つである、財務の視点について詳しく述べてみましょう。財務以外の多面的な分析が特徴と言っておきながら、最初に財務の視点から紹介するのもどうかと思いますが(^^ゞバランスド・スコアカードは、元々は大企業向けに開発されたものです。このため、財務の視点も株主の期待に応えることが主な目標になっています。中小企業では、債権者や取引先をメインに…
7月17日に岐阜で貸借対照表(BS)の見方セミナー- 2009/07/11 00:08
- 2009年7月17日に、岐阜県中小企業家同友会の各務原支部例会として、財務経理のセミナーがあります。いまさら聞けない、貸借対照表(BS)の見方経営者にとって、会社の数字を見ることは必要なこと。しかし、改めて知る機会がなかった方もいらっしゃると思います。そこで、今回の各務原支部例会では、会員の美濃島氏に、貸借対照表の見方を中心に基本的な事柄を、わかりやすくお話していただきます。また、討論では「あなたがいま…
4つの視点による企業評価(バランスド・スコアカードその1)- 2009/07/10 20:31
- 今日からはバランスド・スコアカードについて考えてみます。バランスド・スコアカードでは、企業を以下の4つの視点から評価するのが特徴です。1.財務の視点2.顧客の視点3.業務プロセスの視点4.学習と成長の視点4つの視点からより具体的な指標を決定し、指標を基にPDCA(計画→実行→点検→行動)のサイクルを回すことで、単なる企業評価にとどまらず、企業の経営スタイルそのものを変革することが期待できま…
真のボトルネックはあなたかもしれない?!(スループット会計その12)- 2009/07/09 18:23
- 「ボトルネック」は、処理能力が与えられた仕事量以下の工程でした。この「ボトルネック」が人材である場合はどうでしょうか。「ボトルネック」が生産設備にある場合より、対応が難しそうですね。従業員と経営者に分けて、人材が「ボトルネック」になる要因を考えてみましょう。なお、過去の内容を確認したい方は、カテゴリ「スループット会計」より、過去ログをご覧ください。【ボトルネックが従業員になる要因】1.従業員の能力…
スループット会計の営業への活用(スループット会計その11)- 2009/07/08 17:41
- 今日は、スループット会計を用いることによる、営業のプラス面を考えてみましょう。過去の内容を確認したい方は、カテゴリ「スループット会計」より、過去ログをご覧ください。営業のプラス面について、2つの点を考えてみます。1つは、「ボトルネック」の活用により製造ペースは速くなっていますから、より短い納期に対応できます。納期の短さ、安定性は販売する上で大きなプラスになるでしょう。もう1つは、低収益または原価割…
バッチサイズの少量化によるスループットの増大(スループット会計その10)- 2009/07/07 19:33
- 今日もスループット会計についてです。「ボトルネック」は処理能力が与えられた仕事量以下の工程でしたね。「ボトルネック」を活用するため、今日はバッチサイズの見直しについて考えてみましょう。これまでの内容を確認したい方は、カテゴリ「スループット会計」より、過去ログをご覧ください。まずは、バッチサイズを半分にした場合のメリットを考えてみましょう。1.仕掛品等の在庫が半分になる(=滞留キャッシュフローが半分…
「ボトルネックでない工程」のコントロール(スループット会計その9)- 2009/07/06 20:10
- 前回のブログでも述べたように、「ボトルネックでない工程」では余剰能力があります。フル稼働すれば過剰な在庫ができてしまいます。今日は「ボトルネックでない工程」の活用について考えてみましょう。これまでの内容を確認したい方は、カテゴリ「スループット会計」より過去ログをご覧ください。「ボトルネック」は処理能力が与えられた仕事量以下ですから、少しでも稼働率を高めることでスループットが増加します。したがって、…
「ダンゼン得する個人事業者のための会社のつくり方がわかる本」裏話- 2009/07/05 22:01
- こんばんわ税理士の原尚美です。4月20日に「ダンゼン得する個人事業者のための会社のつくり方がわかる本」が出版されてから、アマゾンで順位のチェックが日課のひとつになっています。テストの成績が返ってくるようで、はらはらどきどきの毎日です。なんてたって、私のように名もない著者の場合、アマゾンで上位にいないとゼンゼン売れないんです・・起業を考えている人や、個人事業者の方で、会社設立しようか、どうしようか悩ん…
ボトルネックとスループットの増大(スループット会計その8)- 2009/07/05 18:17
- 「ボトルネック」の定義は、処理能力が与えられた仕事量以下のリソース(機械設備、製造担当者)でした。こう書くと「ボトルネック」は厄介者のようですが、製品出荷量、ひいてはスループットの増大は、この「ボトルネック」次第です。今日は「ボトルネック」の活用について考えてみます。過去の内容を確認したい方は、カテゴリ「スループット会計」より、過去ログをご覧ください。「ボトルネック」の処理能力が与えられた仕事量に…
部門別原価計算とスループット会計(スループット会計その7)- 2009/07/04 20:36
- 今日は簡単な数値例からスタートしましょう。ある製品の製造原価が100、ボトルネック工程のコストが10、製造にかかる時間が10時間、ボトルネック工程の時間が1時間とします。ボトルネックは最後の工程で、ここを通過すれば出荷できます。担当者が不在でボトルネック工程が1時間休んだとすると、休んだことによるコストはいくらになるでしょうか。(なお、過去の内容を確認したい方は、カテゴリ「スループット会計」より過…
スループットとボトルネック(スループット会計その6)- 2009/07/03 20:49
- 前回は「在庫」と「作業経費」について述べました。今日は、スループット会計の残る指標「スループット」について書いてみます。「スループット」は販売を通じてお金を作り出す割合のことでしたね。ここまでの内容を確認したい方は、カテゴリ「スループット会計」より過去ログをご覧ください。スループット会計は製造業以外でも活用できますが、まずは製造業を例に考えてみましょう。「スループット」を増加するためには、顧客の注…
この費用は在庫?それとも作業経費?(スループット会計その5)- 2009/07/02 21:16
- 前回のブログでスループット会計の3つの指標を紹介しました。スループット会計では、全ての費用は「在庫」と「作業経費」に分けられます。今日は「在庫」と「作業経費」の区分について考えてみましょう。過去の内容を確認したい方は、カテゴリ「スループット会計」より過去ログをご覧ください。「在庫」は、販売しようとするものを購入するために投資した全てのお金、「作業経費」は、在庫をスループットに変えるために費やすお金…
キャッシュフローを増やすための3つの指標(スループット会計その4)- 2009/07/01 21:00
- 今日もスループット会計についてです。前回のブログで、会社の目的は「キャッシュフローを増やすこと」と言いました。キャッシュフローを増やすためには3つの指標があります。それは「スループット」、「在庫」、「作業経費」です。聞きなれない言葉もありますが、定義を紹介します。「スループット」とは、販売を通じてお金を作り出す割合です。「在庫」とは、販売しようとするものを購入するために投資した全てのお金です。「作…
会社の目的は「売上を伸ばすこと」か?(スループット会計その3)- 2009/06/30 20:03
- 今日も会社の目的について考えてみます。会社の目的は「売上を伸ばすこと」と言われると、何か説得力がありますね。売上が立たなければどんな会社も存続できないでしょう。しかし、売上が伸びても経営が苦しくなるケースもありますね。主な3つのケースを考えてみましょう。1.売上が伸びても利益が確保できないケース売上を伸ばしたいと考えたとき、一番手っとり早いのは価格を下げることですね。しかし、採算性を見極めて値決め…
会社の目的は「品質の向上」か?(スループット会計その2)- 2009/06/29 21:10
- 前回のブログで、「会社の目的は1つ」と言いました。今日は会社の目的について考えてみます。会社の目的は「品質の向上」と考える方もいるでしょう。確かに、品質の良くない商品・サービスを買いたいお客様はいないでしょう。しかし、品質が向上しても、経営がうまくいかないケースもありますね。1.品質よりも価格が高いと受け取られるケース 品質が良くても、お客様は「費用対効果」で満足しないかもしれません。2.お客様が…
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