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- シチリア (738)
- パレルモを拠点に、日々のこまごまとした事などを!
- Villa Napoli
- 2008/07/24 15:59
- クーバ・ソプラーナがあった場所に、18世紀に建てられた貴族の別荘Villa Napoliヴィッラ・ナポリ。 ノルマン王たちの憩いの場だったクーバ・ソプラーナは、既に中世後半には監視用農園施設に転用され、1505年の記録には“Torre Alfaniaアルファニア塔”と記されている。 ヴェンティミリア家の所有になる16世紀には既に廃墟と化していて、彼らは邸宅に改築。 ジャコモ・ガジーニに作らせた大理石の噴水もあったとか。 その…
- La Cubula
- 2008/07/23 10:21
- 昨日の最後に触れたCuba Sopranaクーバ・ソプラーナは現存しない。 クーバ・ソプラーナがあった場所に、18世紀に貴族の別荘が建てられてしまっているから。 但しその別荘の庭園の片隅に、La Cubulaラ・クーブラと呼ばれる東屋が残る。 ほぼ直方体の建物の上に乗った赤いクーポラがなんとも特徴的。 昨日書いたクーバを建設させた王、グリエルモ2世が、ジェノアルド(狩猟用庭園)のあちこちにこれと同じものを作らせた。 でも…
- Castello della Cuba
- 2008/07/22 15:37
- ジーザと並んで、アラブ・ノルマン時代の宮殿で有名なのが、このCastello della Cubaカステッロ・デッラ・クーバ。 保存状態は残念ながらあまり良くなくて往時を偲ぶは難しいのだけれど、ジーザと同じくノルマン王家の離宮である。 この宮殿は中世には広く知られていて、ボッカッチョの『デカメロン』にここを舞台にした物語がある。 第5夜第6話で、フェデリコ王お気に入りの若い貴婦人の滞在場所となっている。
- Giardino della Zisa
- 2008/07/21 15:26
- さてジーザについても今日が最後。 最上階の“ベルヴェデーレの間”から、パレルモ市内の方向を眺めると、広大な庭が広がっている。 パレルモの街の建物のずっと向こうに見えているのはペッレグリーノ山。 今ほど高い建物がなかった1100年代、海まで見渡せて、まさに“ベルヴェデーレ”、美しい眺めが楽しめたはずだ。 とは言え、この眺めが“復元”されたのは2005年。 1986年に庭園の復元を決定してから、パレルモではあり…
- La Sala della Fontana della Zisa
- 2008/07/20 21:41
- ジーザの中で、一番豪華な部屋であるSala della Fontanaサーラ・デッラ・フォンターナ、噴水の間。 1階の中央部に位置し、2階までの吹き抜けになっている。 正方形の空間の奥には噴水があり、そこから流れ出る水が噴水の間中央を通り、建物の外側正面にある池に注ぐ仕組みになっていた。 一昨日のブログで、最上階には屋根がなく、雨水を貯めるようになっていたとあるが、その水がここで使われていた。 水を多用することとい…
- Castello della Zisa
- 2008/07/18 15:59
- 昨日のサン・ミケーレ・アルカンジェロ教会のブログの中で、現在はジーザに展示されている石碑がかつてこの教会にあった、と書いた。 それがこちら。 1148年に亡くなった“グリサンドロの母親アンナ”の墓碑であることはわかっている。 でもグリサンドロが誰なのか、なぜジーザに展示されているのか、その辺まで調べることはできなかった・・・。 昨日からジーザと書いているけれど 「ジーザって何?」 という人が殆どだと…
- Chiesa di San Michele Arcangelo
- 2008/07/17 15:58
- 聖ロザリアの祭りも終わり、パレルモはまた普通の生活に戻った。 正直なところ、14日の夕方から殆どの店が閉まり、他に行くところのない私のような貧乏人が祭りに行っただけ?! 15日は大聖堂でミサが行われ、夕方聖ロザリアの骨が入った銀製の骨壷がヴィットリオ・エマヌエレ通りを練り歩くんだけど、そちらは見に行く人も少なく・・・。 それよりもクリスマスや復活祭と同じく、15日もパレルモの街から人の姿が消えたのが印象…
- 384゜ Festino di Santa Rosalia
- 2008/07/16 04:01
- 14日夜の384゜ Festino di Santa Rosalia第384回フェスティーノ・ディ・サンタ・ロザリア。 午後雨でも降るのでは?といった天気で、湿気はあったものの、多少涼しかったこともあって、結局行くことに決めた。 人込みはすごいし、なんと言っても疲れるので、躊躇はしたのだけど、まぁ1年に1回だしね。 予定では夜9時半にカテドラル前広場の特設舞台で、音楽と朗読でこのフェスティーノの幕開け。 ただ早めに行かないと良い場…
- Santa Rosalia nel Vicolo Brugno'
- 2008/07/15 01:56
- 今日は聖ロザリア祭り当日。 と言っても時差の関係で、ここではまだ14日の夕方。 これから一番にぎやかな前夜祭が始まる。 ということで、聖ロザリア祭りに因んだ話題を! 聖ロザリアがパレルモの守護聖人になった経緯は昔書いたことがあるので、興味のある方はそちらを参考にしてください。 パレルモの守護聖人ということで、カテドラル前の広場には、当然ながら聖ロザリアの像が置かれている。 1745年、ヴィンチェンツ…
- Il Carro di Santa Rosalia
- 2008/07/14 15:47
- 今日は聖ロザリア祭り前夜祭。 関係者は今頃準備に余念がないことだろう。 ところで一昨日、ノルマン王宮近くを通ったら、今日の前夜祭に使う山車の仕上げをしていた。 去年の7月14日は日本だったのでどんなプログラムだったのかは知らないけれど、今年の山車は一昨年までとは違って3台。 まずこちらがIl Carro della citta'イル・カッロ・デッラ・チッタ(町の山車)。 おそらく一番メインとなる山車で、これまでの経験上…
- Chiesa di San Francesco Saverio
- 2008/07/13 16:51
- 一昨日のコンサートが行われた教会、Chiesa di San Francesco Saverioサン・フランチェスコ・サヴェリオ教会の紹介。 昨日も書いた通り、聖フランチェスコ・サヴェリオとはフランシスコ・ザヴィエルである。 教会は1685年から1710年にかけて、イエズス会修道士でもあった建築家、アンジェロ・イタリア(すごい名前!?)によって設計された。 ファサードのデザインは、ローマにあるボッロミーニ設計の教会、サンタニェーゼ・イン…
- Cialoma
- 2008/07/12 18:10
- パレルモは今、全体的に浮き足立った雰囲気。 なぜならパレルモ最大のお祭、《u fistinuウ・フィスティーヌ》が来週月曜日に迫っているから。 パレルモの守護聖人、聖ロザリアの祭りについては何度か書いている。 本来7月15日が祭日なんだけど、一番盛り上がるのは前夜祭の14日夜。 街中、特にカテドラル近辺にはルミナリオも飾られ始めた。 今年384回目を数えるこの聖ロザリア祭り、パレルモでは毎年祭りに因んで、色々な…
- Caos di Pirandello
- 2008/07/11 15:58
- 昨日最後に触れたLuigi Pirandelloルイージ・ピランデッロ。 彼の生家はアグリジェント近郊の、Caosカオスという場所にある。 “カオス”とは“混沌”という意味だけれど、実際の地名である。 彼自身も以下の様に書いている。 « Io son figlio del Caos; e non allegoricamente, ma in giusta realtà, perché son nato in una nostra campagna, che trovasi presso ad un intricato bosco denominato, in …
- Giardino inglese
- 2008/07/10 15:54
- ヴィンチェンツォ・ラグーサ作のガリバルディ像がどこにあるか、パレルモの人に聞いても、きちんと答えられる人はそんなに多くはない(はず)。 でも 「Giardino Ingleseジャルディーノ・イングレーゼのリベルタ通りを挟んだ正面にある」 と説明すれば、きっと全員納得してくれるはす。 それほどこのジャルディーノ・イングレーゼ、イギリス式庭園はパレルモでは有名。 まぁ市内の中心部にある巨大な公園で、休日などに家族連れ…
- Otama e Vincenzo Ragusa
- 2008/07/09 02:43
- Ragusa O'Tamaラグーサ・オタマ、清原玉の彫像がパレルモのCivica Galleria d'Arte Moderna地ヴィカ・ガッレリア・ダルテ・モデルナ、近代美術館に残っている。 作者は当然ながら、夫であるVincenzo Ragusaヴィンチェンツォ・ラグーサ。 1883年作とあるので、夫婦でパレルモに来て割とすぐに作られたはず。 お玉は当時22歳、こうしてみても美しい女性だったのが分る。 一方夫のヴィンチェンツォ・ラグーサは42歳、彫刻家として…
- Presentazione del libero su O'Tama
- 2008/07/08 15:53
- 先週の木曜日だったかな?、パレルモに最初に住んだ日本人、清原玉について書かれた本のプレゼンテーションが行われた。 著者はMaria Antonietta Spadaroマリア・アントニエッタ・スパダーロという美術史家で、10年以上前から清原玉についての研究を始めたという。 出版したのはパレルモにある出版社Kalosカロスで、主にシチリアに関する著作を扱う。 清原玉(本名清原多代)は1861年、幕末の時代の江戸に生まれた。 17歳の…
- Una giornata sulla barca
- 2008/07/07 15:57
- 7月になって最初の土曜日だった昨日から、パレルモではSALDIサルディ、バーゲンが始まった。 と言っても間違っても買い物好きとは言えない私は、それを知ったのは夕方、海からの帰り・・・。 実は土曜日は今年初めての海! それもボートに乗って〜! クルーザーと言えないところが悲しいけれど、自分のものではないので、乗せてもらえるだけでも幸せだと思わなきゃ! 日本ではたとえ小型船舶でも持っている人は相当のお金持…
- Verdura Festival
- 2008/07/06 19:58
- マッシモ劇場は夏の間はお休み。 かといって関係者を3ヶ月も遊ばせておくわけにもいかないらしく、夏の間は市内から多少離れたTeatro di Verduraテアトロ・ディ・ヴェルドゥーラで、Verdura Festivalヴェルドゥーラ・フェスティヴァルと題された野外コンサートが行われる。 今年も6月28日から7月20日まで、計10回のコンサートが予定されている。 バレエあり、マッシモ劇場オーケストラによる映画音楽のコンサートあり、はたまた…
- Orto Botanico di Palermo
- 2008/07/05 16:06
- ついで、と言ってはなんだけど、昨日Orto Botanicoオルト・ボタニコ(植物園)にあった植物について触れたので、今日はそのオルト・ボタニコの紹介を! 中央駅前の大通り、Via Lincolnリンコルン(リンカーン)通りを海の方(右手)に歩いていくと5分位で到着する。 この入口の建物は、ほぼ真南に向かって建っているので、写真を撮るタイミングが難しくて、完璧な逆光だけど・・・。 パレルモの植物園は元々1779年、啓蒙主義全盛の…
- Le piante spinose? all’Orto Botanico di Palermo
- 2008/07/04 15:54
- 棘の生えた植物、と考えたら、昔パレルモのOrto Botanicoオルト・ボタニコ(植物園)で見た、それこそ変な植物を思い出した。 ちょっと遠目で分り難いかもしれないけれど・・・。
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