前回、イナという友人が中上健次をたくさん読んでくれて嬉しいという話を書いた。イナはあれから「岬」「枯木灘」「紀州」を名作を読んだようである。彼は長篇に関してはほぼ網羅済みであろう。未刊の小説と「野性の火炎樹」「奇蹟」くらいであろうか。「枯木灘」を読み、呆...
How High? Vol.6
秋の柔らかな日差し。TVにショーケンが出ていた。久方振りの出演、もう六十かぁ…“太陽に吠えろ!”“傷だらけの天使”、“前略おふくろ様”で若者達のシンボルに駆けあがった。大麻での逮捕も必然のようだった。四方田犬彦が指摘したショーケンの人生と中上健次の自伝的...
エラン・ヴィタール
やっぱり、『古事記』『日本書記』を、中上が、『枯木灘』で踏襲したのは、構造主義によるものである。 中上を近代主義と見なすことは、一面的な正しさのような気がする。 逆に、近代主義にそっと潜む構造主義が彼の作品を犯していると言及していくことにする。 まず、彼...
吉川由香里のBrog
タグ:中上健次
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