みんなの投稿
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『はじめての文学』
全12巻の『はじめての文学』(文藝春秋)が面白そうだ。若い読者向けに作家自選の作品を集めたシリーズである。村上春樹や村上龍、よしもとばなな、宮本輝など興味深い12人が並ぶ。元日の...
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「ガンダムさん」 つぎの巻
今月、DVD-BOXが発売され一部で話題の初代(ファースト)ガンダム ですが、これはその爆笑パロディコミックの第2巻。 バカバカしくて実に楽しい。 この「つぎの巻」では新に登場する...
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池田秀一の本
昨日購入した書籍。 失礼ながら内容にはあまり期待していなかった。 いなかったので、読み進めるうちに没頭してしまいました。 サイン本なのにねw シャアへの鎮魂歌 著者名:池田秀一 ...
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アルスラーン戦記12巻
暗黒神殿:アルスラーン戦記 第12巻 田中芳樹 著 待ちに待っていた、アルスラーン戦記の続巻が刊行されました。 田中先生の秘書(社長?)さんのブログでは、逐一進捗状況を報告されてい...
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アシモフの雑学コレクション (星新一編訳)
アシモフの雑学コレクション もう本のタイトルでビビッと来た。アシモフの知識の広さと深さを知っている自分としては読まないわけにはいかないだろう。 内容はただひたすらに雑学。宇宙、地...
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定金乙一松原「とるこ日記」
”ダメ人間”作家トリオの脱力旅行記 おもしろい! 定金信治 第1回ジャンプ小説 ノンフィクション大賞入選 乙一 第6回ジャンプ小説 ノンフィクション大賞受賞 松原真琴...
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重松清「きよしこ」
主人公のキヨシは吃音に悩む少年 転校が多くて、いつもひとりぼっち 新しい学校に行く度、一番はじめの挨拶に悩む 言いたいコトがいつも言えずに悩む 言いたいコトはたくさんあるのに、 ...
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日本の絵本史を感じる展覧会 @ NY図書館
いやはや連休3日目です。あ~嬉しい♪ てな事で、先ずはたまっていた古本をブックオフに売りに行きました。こういう事は連休でもないと片付けられない。え?日本じゃないですよ。ニュー...
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牧野 修「傀儡后」
隕石の落下で街は破壊され落下付近は危険区域となっていた そこに近づくのは全身の皮膚がゼリー化する奇病「麗腐病」患者達や怪しい人間達 今や世の中はケーターと呼ばれる口腔内に装着された...
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高千穂伝説殺人事件
高千穂伝説殺人事件 先週からわけあって何件も本屋さんをさがしまわっていた。ようやく見つけた
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闇の公子 (タニス・リー)
闇の公子 ファンタジー作家として結構有名なタニス・リー。ハヤカワFTよりMasterシリーズの1作目である闇の公子を読むに至りました。 前回夢織り女 (ジェイン・ヨーレン) の記事にて、も...
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森博嗣「捩れ屋敷の利鈍」
消えた秘宝・エンジェル・マヌーバをめぐり、 メビウスの帯の捩れ屋敷での密室殺人に挑む保呂草潤平と西之園萌絵 Vシリーズ第8弾 いきなり第一章で軽く騙されました きゃ~!とか思っ...
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西尾維新「クビツリハイスクール」
たとえ相手が人類最強であろうとも 私の名前は萩原子荻 私の前では悪魔だって全席指定 正々堂々手段を選ばず 真っ向から不意討ってご覧に入れましょう あ~面白い 戯言シリーズ第...
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豹頭王の挑戦
豹頭王の挑戦―グイン・サーガ〈109〉 クムの賑やかな人里に入りその目立ちすぎる容貌を隠すためミロク教徒の変装に身をやつすグイン。 しかしいくら顔は隠せてもその逞しく大きな体は人目...
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「名をこそ惜しめ~硫黄島魂の記録」
私が硫黄島の激戦について興味を持ったのは二年前だった。 たまたまこのフラッシュ・ムービーを見たのが原因だ。 「春よ、来い」 硫黄島の戦いとはこんなにも凄いものだったのかと今まで...
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あらすじで見る世界の名作 (ふぁみまコンテンツ)
あらすじで見る世界の名作 (ふぁみまコンテンツエンターテイメントブックス) コンビニ用の本なのか…?検索をかけても全然引っかからなかったので情報も画像も見つからず。 世界の名作を...
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舞城王太郎「熊の場所」
恐怖を消し去るには、その源の場所に、すぐに戻らねばならない まー君の猫殺しに気づいた僕が、偶然見てしまったまー君のかばんのなかの猫の尻尾 まー君に恐怖感をもった僕は、父親に言われ...
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すべてがFになる
サッカー好きなのは、作家だからではありません。 こんばんは、江戸川です。 今日はお奨めの小説の紹介でも。 『すべてがFになる』 森 博嗣著 私はその名が示す通り、推理...
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百万の手
百万の手 普通のミステリですが、ちょっと、色々思うことがありました。 母親の異常な執着愛にストレスを感じていて、過呼吸の発作を時々起こしてしまう中学生、夏貴。 そんな夏貴のよき...
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「複合大噴火」 上前淳一郎著
「複合大噴火」という本を読みました。これまでもこの著者の本では「洞爺丸はなぜ沈んだか」とか「太平洋の生還者」などを読みましたが、どれも私好みです。最近の本は読んだことがありませ...
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森博嗣「恋恋蓮歩の演習」
http://book.blogmura.com/rpc/trackback/17861/n2vgv4yer2oa http://www.trackbackcenter.com/cgi-bin/receive.cgi
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奥田英朗「ララピポ」
今ブログを半分書いたところでフリーズ ショックです....気を取り直して 対人恐怖症のフリーライターはつまらない記事を書き貯金を切りくずして生活している この仕事がなくなったら... ...
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荻原浩「ハードボイルドエッグ」
バーボンウィスキーのソーダ割り 氷りを3つ 仕上げにレモンを一滴 探偵になるために私は生まれてきた.... 15の時に図書館でフィリップマーロウに出逢った最上俊平 探偵事務所を開いた...
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日垣隆『どっからでもかかって来い! 売文生活日記』
読書の楽しさは、思わず何度も繰り返して読んでしまう文章に出会った時に倍増する。 平均寿命の半分を超えると、どのような人たちと残された時間を過ごしていくかという、人生の質と有限...
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どくとるマンボウ青春記
北杜夫の「どくとるマンボウシリーズ」といえば、 『どくとるマンボウ航海記』が有名ですが、 なんといっても『どくとるマンボウ青春期』は図抜けています。 『航海記』も面白いですけどね。...
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彼岸の奴隷 小川勝己
鬼畜系クライムノベルの最終兵器、小川勝己の第2弾 で内容だが、かなりエグイ。 いきなり四肢切断・人食・レイプなどかなりきついネタのオンパレードである。 登場人物もそろいもそろって...
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ブックレビュー 【千円札は拾うな】
ワイキューブ代表の安田氏によるビジネス書だが、なかなか良いことが書いてあったので、以下に3つだけ記録しておこう。 「自社でできることは、外注に任せる」 →今の会社は、これが...
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石田衣良「眠れぬ真珠」
私は指の美しい男に目がいく 想像するより、その人の指がほっそりと繊細だとドキっとするのだ 45才の女性版画家 咲世子と17才年下の素樹 男は新進の映像監督で、資金のもめ事で一線を離れ ...
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ナンバ歩き、なんていう歩き方があるという~「ナンバ走り」(光文...
僕がここ数年で一番驚いたことの一つに、日本人は江戸時代まで、今のような歩きかたをしていなかった、とか聞いた時だった。 今は、右足が出ると、左手が出て、左足が出る時には右手が出...
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『深代惇郎の青春日記』初版本
東京・築地の朝日新聞社で知り合いの記者と雑談を交わして職場に戻ったら、私の机の上に『深代惇郎の青春日記』(朝日新聞社)が置いてある。塩谷信幸・北里大名誉教授のプレゼントだった。昭...
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恩田陸「ユージニア」
蒸し暑い夏の日、不機嫌な雲が空にのたくっていた 『船の窓のある家』で、米寿の祝いの最中に毒入りの飲み物で十七人が死んだ たった一人の生存者は目の見えない娘 緋紗子 犯行を認める...
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吉村昭さん
作家の吉村昭さんが7月31日に亡くなりました。 79歳でした。 livedoor ニュース 記録文学や歴史小説で知られた人ですが、 私が読んだのは、『天狗争乱』と『零式戦闘機』のみ。 意...
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書評
読み終え、あとは書評を書くだけという時になって、東京駅前の丸善でいい本を見つけてしまった。これは変更するしかない。 書評の連載をさせてもらっている『悠』(ぎょうせい)の9月号...
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乙一「ZOO」
失はれる物語に続いて乙一短編集 グロさと、ファンタジーと笑いと切ないお話 そう、これは「お話」 「お話」と言う言葉が一番似合う 「カザリとヨーコ」「血液を探せ!」「陽だまりの詩」...
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リプレイ
ケン・グリムウッドの『リプレイ』を読みました。 内容(「BOOK」データベースより) ニューヨークの小さなラジオ局で、ニュース・ディレクターをしている ジェフは、43歳の秋に死亡し...
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本の買い方
小遣いで本を買うと、あっという間もなく小遣いがなくなってしまう。そこで思いついたのが、クレジットカードの購入である。クレジットカードでの支払いなら銀行口座から勝手に引き出されるだ...
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文庫版 バッテリー5巻
この日記を書く前に、単行本版を読んだときの自分の感想を読んでみたのですが、すごいハイテンションで我ながら引いてしましました。 今回は、落ち着いていきます。 以下ネタバレと、腐女...
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お月さまが見えない日が続くときは
Kitten's First Full Moon (New York Times Best Illustrated Books (Awards))母がいただいた絵本をつかのま拝借。イラストはカラーじゃないのだけど素朴でなんともかわいい絵だ。
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ステップファザー・ステップ ・ 宮部みゆき
やっつけ更新だからあんなもんでいいんだよ!(挨拶) こんばんわ記号士です。 え~。 週に一度の不人気企画。レビューでございます。 当初は週に一度くらい更新ネタを定めておけば少...
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マリー・アントワネットの生涯
マリー・アントワネットの生涯 藤本ひとみ/中公文庫 オーストリアでの愛された大公女時代から断頭台での最期まで、革命のさなかに散った悲劇の王妃の華麗な足跡をヨーロッパ各地にたどるエ...
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読書の日
雨が降ったりやんだりだったので、出掛けずに読書。 ずっと読みたかった、大山のぶ代さんの「ぼく、ドラえもんでした。涙と笑いの26年うちあけ話」。 本屋さんを何件かまわったけれど、どこ...
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グイン・サーガ108巻
パロへの長い道―グイン・サーガ〈108〉 栗本薫/ハヤカワ文庫 ーーー昔々、あるところに二人の吸血鬼の住んでいる、古いお城がありましたーーー とても古いとあるサ...
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迷宮百年の睡魔
迷宮百年の睡魔 新潮社/森博嗣 女王の百年密室の続編。 前巻と同じくジャーナリストのサエバ・ミチルとウォーカロンのロイディは百年もの間外界との接触を絶ってきた城砦都市「イル・サン...
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『昭和史全記録』
参考図書(レファレンスブック)として活用する機会が多いのは『昭和史全記録』(毎日新聞社)である。 戦火を免れ、押収を避けて避難させ、生き残った膨大な報道写真の数々は日本随一だ...
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『下妻物語』 読了
『下妻物語』読み終わりました。 下妻をはじめとして、茨城県の地名や県民性など、県民ならニヤリと してしまう描写が多々。 牛久大仏とかね。 んー、ローカル。 これはまさに茨城の本...
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ハリーポッターと謎のプリンス
ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6) ハリーも16歳。 ハリーの周囲は著しく変化しヴォルデモートの勢力は力を増して集結する。 もちろ...
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重松清「疾走」
いったい私は何から書き始めればいいのだろう 昨日から何度か書きだしては消して今に至ってしまった 田舎のごく普通の家庭に生まれた男の子が十五年と言う歳月を 絶望と言うゴールに向かっ...