みんなの投稿
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「ルポ 貧困大国アメリカ」 を読みました
新自由主義、市場原理の旗印の下で「教育」「医療」「危機管理」果ては「戦争」までもを民営化するアメリカ。 法人税を下げ、社会保障を切る社会は中流層を貧困層へ、貧困層を最貧困層へ...
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沖縄のスローライフの過ごし方
私沖縄で生活しております、まめ、です。沖縄は時間だけはゆーーーーっくりと流れているものですから、なんとなく本が読んでみたくなりました。で、読んだのがこれ↓流星の絆著者:東野 圭吾販...
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三国志
新装版 三国志〈3〉 (講談社文庫)クチコミを見る 三国志 今、レッドクリフに影響されて吉川英治の三国志を読んでいる。 三国志はマンガやゲーム等いろんなメディアで取り上げられと...
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奥野修司『ナツコ-沖縄密貿易の女王-』
沖縄戦の悲劇に関心を寄せる人々は多い。そして、今も時に政治を巻き込む論争になる。 だが、私たちは沖縄の「戦後」についてはあまり知識を持っていない。教科書にはほぼ一行も書いていないし...
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古事記、なんていうものを読んでいます
日本人として、日本に伝わる神話くらいは、大まかにでも知っておきたいものです。 例えば、あなたは、日本の神様、どれくらい知っていますか?と聞かれて、どれだけの神の名を挙げられますか。...
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津軽
津軽 (岩波文庫)クチコミを見る 津軽 この本は太宰治自身が故郷津軽について少年時代の回想と共に語っている本。 この本は是非みんなに読んで欲しいと思う。 青森の友達に初めて進め...
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走れメロス
走れメロス (新潮文庫)クチコミを見る 走れメロス 小学校の教科書にのっているぐらい有名な作品。 小学校の時、朗読したのを思い出した。 この本で面白いのは、短編の流れにある...
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魔王
魔王 (講談社文庫)クチコミを見る 魔王 伊坂幸太郎という人の本を初めて読んだ。今人気のある作家だと思う。 友達に薦められて読んでみた。 現代の問題をストーリーの中でちりばめら...
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ヴィヨンの妻
ヴィヨンの妻 (新潮文庫)クチコミを見る ヴィヨンの妻 この本は太宰治後期の作品だ。 戦争後の生活を描いている短編集だ。 家族をテーマにしたものが中心だ。 戦争中に青森に疎開し...
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お伽草紙
お伽草紙 (新潮文庫)クチコミを見る お伽草紙 太宰治の小説の中ではかなり異質。太宰治の作品のはどれも作者本人の体験談風に物語が展開されていく。 その中でこれは題名の通りお伽草...
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キャッチャー・イン・ザ・ライ
キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)クチコミを見る キャッチャー・イン・ザ・ライ ホールデンの青春記。こういうの嫌いな人って多いと思う。僕の周りには特に...
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もっと塩味を! 林 真理子
情熱的な女性の波瀾万丈の人生、という謳い文句でしたが そういう風には読めなかったなぁ。 どっちかっていうと 自分に都合良く解釈する女、って印象でした。 でも、こういう話は「風と共...
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ティファニーで朝食を
ティファニーで朝食を ティファニーで朝食を 映画を見た事も無く、ホリー・ゴライトンがオードリー・ヘップバーンという事も知らなかったので先入観が無く読む事ができ、新鮮だった。 ...
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ガリレオの苦悩/聖女の救済 東野圭吾
2冊続けて読みました。 「ガリレオの苦悩」の方は最初の2話のドラマを見ていたので 福山雅治の顔が頭から離れませんでしたが楽しく読めました。 「聖女の救済」の方はこんなに長い話に...
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ギリシャ悲劇『オイディプス王』
『オデュッセイア』『イリアス』以来のギリシャ文学。今度はギリシャ悲劇です。オイディプス王 (岩波文庫)この本、何と紀元前4世紀頃に書かれたもの。なので、当時の舞台を想像しながら読みま...
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チーム・バチスタの栄光
ってなわけで、今日は先週の休日出勤時に読んでいたチーム・バチスタの栄光の話でも。貴様真面目に仕事してるのか、と突っ込まれそうではありますが、真面目に仕事しているからこそ、こういっ...
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深海のYrr
最近読んだ本と云うより、まだ読んでいる最中。長編なのでなかなか読み終わらない。というより、読み終わることができない。一気に集中して読めば良いのだろうが、トイレに置いてあるので、その...
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フィリップ・K・ディック『逆まわりの世界』(東京創元社)
ある日、突然時間が逆向きに回転し始めたら? という話ですけど、多分もしイエス・キリストが復活して今の世の中を見たなら自分の教えが歪められてることを言いたかったんじゃないでしょうか...
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容疑者Xの献身
少し前にTVで放送されていた「ガリレオ」の映画でもある「容疑者Xの献身」が今公開されています。ガリレオは私の予想に反して好評だったようで、そうでなければ映画などわざわざ作らんでし...
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ローマ人の物語21/⑧危機と克服(上)
皇帝ネロが自死した紀元69年は、その後を引き継いだアウグストゥスの血統ではない皇帝が誕生した年でもありました。ただし、その一年の間に三人の皇帝が現れては消えることになるのです。軍団同...
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センセイの鞄
行きつけの居酒屋で高校時代の国語の担任だった“センセイ”と再会した月子。酒の肴の好み、人との距離の取り方、頑固な性格、よく似た二人はしばしば共に時を過ごすようになる。歳の差を超えた...
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ローマ人の物語20/⑦悪名高き皇帝たち(四)
紀元54年、妻アグリッピーナの野望の犠牲となり、死亡した皇帝クラウディウスに代わり、5代目皇帝となったのは、わずか16歳のネロでした。皇帝ネロによるローマ再建はおおむね市民には好評でし...
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ローマ人の物語19/⑦悪名高き皇帝たち(三)
4代目皇帝クラウディウスは、初代皇帝アウグストゥスの血縁者ではありましたが、50歳まで歴史家として生きてきました。クラウディウスよりも若かったカリグラのほうが先に皇位に就いていたこと...
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乙一「暗いところで待ち合わせ」
何か壊しがたいものがある- 人と人との関係性は、複雑かつ原始的で他人だけでなく本人達にも理解しがたい 良きにつけ悪きにつけ一度出来上がってしまった関係性は磁石のプラスとマイナスの...
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闇の子供たち 梁石日
映画化されたので読んでみましたが、暗いお話でした。 小説としては面白く一気に読まずにはいられませんでしたが、子どもへの性暴力の描写は、読んでいて胃がムカムカしてくる程でした。 それ...
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思い出トランプ
直木賞受賞作「花の名前」「犬小屋」「かわうそ」を収めた、短編13作を収蔵した文庫です。人間の弱さやうしろめたさを日常生活を通して描いています。現実的で淡白なストーリー展開で、ドラマチ...
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カイシャ デイス 山本幸久
この人の本は「渋谷に里帰り」に続いて2冊目ですが、どちらも楽しく読めました。 連作小説で、短編ひとつひとつも楽しいのですが、前編読むと「ココスペース」という会社の人間関係の相関図が...
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「個人的な体験」大江健三郎
個人的な体験 (新潮文庫 お 9-10)ようやく読み終えた。そういう意味では読むことがかなり辛い本。障害のある子供が産まれたバードという男の、一度は子供を亡き者にしようとまでしたものの再生...