みんなの投稿
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叱るということは、「しかるべきビジョン」を伝えることを意味しま...
・叱るということは、否定するのではなく、 「しかるべきビジョン」を伝えることを意味します。 (p77) ▼引用は、この本からです。 「ほめ言葉ハンドブック」本間 正人、祐川 ...
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流星ワゴン
本の雑誌年間ベスト1に輝いた作品です。ずっと埃を被っていた本ですが、やっと読めました。家庭崩壊やリストラに見舞われた38歳の男が、「もう死んでもいいや」と思ったその夜、5年前に交通事...
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らも 中島美代子
中島らもの妻であった筆者が彼との思いでを書いているのですが、こんなの書かなければよかったのに、と思いました。 いや、私が読まなければ良かったのですが。 彼の小説が好きだった私は、苛...
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ダイイング・アイ 東野圭吾
あまりに救いのない話で、正直読まなきゃよかった、と思いました。 プロット自体にもかなり無理があるような。。。
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成功者の習慣が身につく「超」心理術
成功者の習慣が身につく「超」心理術キーワード: 内藤誼人、心理学、習慣、成功者、自己暗示心理コンサルタントによる成功のテクニック本。心理学的なデータに基づき、成功者の7割に当ては...
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星々の舟
一つの家族を舞台に、それぞれの目線で語る短編6連作小説です。それぞれの語りが、微妙にずれた時間軸の上で、いろいろな疑問や問題を解き明かす推理小説のような感覚におそわれたりもします。...
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東京奇譚集 村上春樹
東京奇譚集を読みました。 村上春樹の書いた東京奇譚集の文庫版が新潮文庫から出版されましたね。新聞の書評を見て、怖いもの見たさで購入。出かけたときの移動の空き時間に読もうと思って買...
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常時、ポストイットを用意して、「これは!」というヒント部分にど...
・1日50冊も難なくこなしてしまう。・・・常時、ポストイットを用意して、 「これは!」というヒント部分にどんどん貼り付けて読み進める ・・・ポイントを整理するには、付箋部...
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ヴィクの活躍に目を見張れ!『ブラック・リスト』
わたしが初めて彼女に会ったのは、もう20年以上も前のことだ。颯爽と目の前に登場した彼女に、わたしは一発で魅了された。仕事に臨む上での強烈なプロ意識、他者に注がれるまなざしの優しさ...
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「三十歳までなんか生きるな」と思っていた
「三十歳までなんか生きるな」と思っていたキーワード: 保坂和志、愚直、考える、自問自答、メメント・モリ芥川賞作家によるただひたすら自問自答して結論のない話題を考えているエッセイ。...
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政党が操る選挙報道/鈴木哲夫
政党が操る選挙報道/鈴木哲夫 確かに「小泉劇場」は面白かったです。 そして国民と一緒にマスコミ関係者も面白がっていたわけす。 しかし、政党に操作されていたという危機感がマスコ...
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キリ番は夢と…
よーし、今回もキリ番ゲット大賞を出すぞー! と29000カウントくらいから考えていたんですが、 ふと気づいたときには、30009。 ………。 ああ、新作まりもっこりを物...
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吉村萬壱「ハリガネムシ」
デヴューの「クチュクチュバーン」を読んだ時、途中あまり面白くなかったりするんだけど 数カ所、好きでたまらないところがあった またそれがどう良いのか理由とか書けず ただ読んでて涙が出...
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売れないのは誰のせい?
売れないのは誰のせい?―最新マーケティング入門キーワード: 山本直人、マーケティング、広告、ブランド、人間学マーケティングの入門書。内容は読みやすく、難しいことは書いていない。以...
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いつまでもデブと思うなよ/岡田斗司夫
いつまでもデブと思うなよ/岡田斗司夫 売れてますね。 タイトルで売れているところもあるでしょうね。 ただ、「レコーディング・ダイエット」は岡田氏のオリジナルのダイエット法だと書...
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汗をかかずにトップを奪え!
汗をかかずにトップを奪え!『ドラゴン桜』流ビジネス突破塾キーワード: 三田紀房、桜木建二、ドラゴン桜、桜木流仕事術、仕事論漫画『ドラゴン桜』の著者が主人公桜木になりきって独自の仕...
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ダイアグラム別 UML徹底活用
ダイアグラム別 UML徹底活用 (DB Magazine SELECTION)キーワード: 井上樹、UML、オブジェクト志向、入門書、粒度UMLのダイアグラム別に使い方や基本的なことが書いてある入門書。最近自分の...
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【快作!】「亜玖夢博士の経済入門」橘玲
亜玖夢博士の経済入門文藝春秋橘 玲(著)発売日:2007-11-28おすすめ度:amazon.co.jpで詳細をみる (Amazy) 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、私も大ファンである橘 玲さんの新作。 テーマ...
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不良少女
不良少女樋口 有介東京創元社672円Amazonで購入書評/ミステリ・サスペンス 元刑事で、今は刑事事件専門のフリーライター柚木草平。 女性の大好きな中年男性の彼の周りにはなぜかいい女が集ま...
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絲山秋子「ニート」
るてえる びる もれとりり がいく ぐる であとびん むはありんく るてえる 蛙語です 幸福というものはたわいなくて いいものだ おれはいま土の中の靄のような幸福に包ま...
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ウェブ人間論
ウェブ人間論キーワード: 梅田望夫、平野啓一郎、ウェブ、アイデンティティ、人間論Web2.0の伝道師と小説家の対談本。『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』を読んだときに、あち...
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本を作る現場でなにが起こっているのか!?/編集の学校 文章の学...
本を作る現場でなにが起こっているのか!?/編集の学校 文章の学校 ヒットした本を出したり出版業界で話題になった会社を紹介しています。 でもこれは出版業界の特異な例であって、出版業...
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“先送りの作戦”がきわめて効果的な断り方である
・今のところ何もしたくないときには、“先送りの作戦”がきわめて 効果的な断り方である。 「もう少し調べましょう」「もう少し待ちましょう」 「もう少しつっ込んだ議論をし...
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万城目学「鹿男あをによし」
大学の研究室でのもめ事で奈良の女子校の産休講師を勤めるコトになった「おれ」 初めての教師、そして女子校(そして関西) 通学で乗って来た鹿をとめるところがなくて遅刻したなどと言う生徒...
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最近読んだ本の紹介 8 安部公房「砂の女」
砂の女 (新潮文庫)クチコミを見る ちょっと前になるけど、安部公房の「砂の女」を読みました。 このお話はそのストーリーそのままの事を書いているのではなく、社会の仕組みや、田舎の社会、その...
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一流の常識を破る2 「超一流」の勉強法
一流の常識を破る2 「超一流」の勉強法キーワード: 中谷彰宏、勉強、知性、一流、権利多数の著作がある、中谷彰宏氏の勉強指南書。昨今巷にあふれている具体的な勉強法が書かれている本とは...
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『方舟は冬の国へ』西澤保彦
赤の他人が擬似家族を演じるって設定は結構あるけど、その後の展開は西澤保彦ならでわ。 「ファンタジック・ミステリー」って書いてある。 ファンタジーであり、SFであるけれど、ミステリーで...
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愚者の道/中村うさぎ
愚者の道/中村うさぎ 本のタイトルといい、重い文体といい、何か哲学書を読まされているような気分でした。 でも、著者の夫の言葉に思わずほろりとさせられるところもあります。
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一生お金に困らない人のシンプルな法則
一生お金に困らない人のシンプルな法則―究極のミリオネア入門キーワード: マイケル・ルボーフ、お金、貯蓄、投資、ウィナーズ・サークルお金と時間をしっかり管理してミリオネアになるため...
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『このミステリーがすごい!2008年版』
年末恒例の「このミス」。 ミステリー&エンターテインメントランキングの決定版。 今年で20周年。 記念号として今回は書き下ろし短編を収録。 人気作家の「私の隠し玉&特別エッセイ」な...
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滝本竜彦「ネガティブハッピー チェーンソーエッジ」
雪の夜道で出会った美少女・雪崎絵理 彼女は突然登場したチェーンソー男と戦いはじめる それを偶然目撃してしまった山本は、チェーンソー男と 連日連夜戦う雪崎絵を手伝いはじめる 何故、...
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梟の城 (司馬遼太郎)
梟の城 項羽と劉邦を読んで以来、司馬遼太郎作品の面白さと読みやすさにどっぷり嵌ってしまった。というわけで、続けて、これまたなぜか家にあった「梟の城」を読んでみる事にした。司馬遼太...
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宮部みゆき 楽園
新聞や雑誌の書評でかなり面白いと書かれているのをいくつか目にしていて興味があったところに、わたしのお気に入りブログのひとつであるふるちんの「頭の中は魑魅魍魎」の9月20日の記事で...
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マンガと著作権 パロディと引用と同人誌と/米沢嘉博
マンガと著作権 パロディと引用と同人誌と/米沢嘉博 マンガ本の業界では商業誌でも著作権に関していいかげんな時代があって、同人誌となればもう無法地帯と言っていい状態があったようです...
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ウェブ炎上
ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性キーワード: 荻上チキ、Web、炎上、サイバーカスケード、メディア論ブログが炎上する現象をサイバーカスケードの観点からケース・スタディ的に解説し...
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人間は説得されない
・人間は説得されない。これが心理術の基本である。・・・ 説得しないのである。 「そうか、わかった、残念だな、これからというときに」 これでいい。これしか言わない。(p...
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舞城王太郎「speedboy!」
鬣をもつ成雄は、俊足の持ち主 それもただの俊足ではない 中学だか高校の頃は100mを5秒で走り、果てにロケット弾みたいなのと 競争が出来る程の早さで走り、海面を走るコトだって出来るのだ ...
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ズッコケ中年三人組age41
職場の同僚に借りて読んだ本です。花山第二小学校6年1組同級生だったハチベエ、モーちゃん、ハカセの三人組。41歳になった彼らを描いています。26年も続いた「ズッコケ」シリーズ。楽しくサラ...
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編集者という病い/見城徹
編集者という病い/見城徹 書き下ろしではなくコラムやインタビューの寄せ集めなので内容の重複が多いのが気になります。 ちょっとキザで大げさな表現が鼻につきます。 見城徹が大物の...
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乙一 SEVEN ROOMS
ライトノベル作家、乙一の書いたSEVEN ROOMSを読みました。 SEVEN ROOMSは、理由もわからず自由を奪われてしまった十歳の男の子「ぼく」とそのお姉さんのお話です。お母さんの買い物が終わる...
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
DVD:クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 BSアニメ夜話 5 クレヨンしんちゃ/キネマ旬報社 「すごい面白い」とか「子供向けでなくて大人向けだ」とかうわさには...
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最近読んだ本の紹介 ⑦ 「うちの子、どうして同じ服ばかり着た...
最近はこんな本も読みました。勿論仕事上の資料、勉強としてです。うちには子供いませんから。 一つ一つのテーマ、項目は非常に興味をそそられる。けれども、殆どのことは、「ほっときゃ...
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授乳時のケータイで子どもは壊れる/正司昌子
授乳時のケータイで子どもは壊れる/正司昌子 編集者の方が付けたのだろうと思いますが刺激的なタイトルですね。 でも「授乳時のケータイ」については数行しか書かれていません。 著者は...
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相手以上に考え抜いている人でなければ、他人を叱ったり意見したり...
・対立を回避する人間は、プロフェッショナルとはいえない。 上司が部下を叱ることも動機づけることもできなくなっているのは、 自信がないから、の一言に尽きる。相手以上に考え抜...
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2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? 巨大掲示板管理人のインターネ...
2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? 巨大掲示板管理人のインターネット裏入門/ひろゆき 冒頭の章で2ちゃんねるが潰れない理由として結論が語られていますが、これが本当の理由だとしら大笑...
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佐藤友哉「世界の終わりの終わり」
書いても地獄、書けなくても地獄、書かないのはもっと地獄 小説には死がなくて、作家には出口がない 本を数冊出したけど、評判かんばしくなく お払い箱になってしまった僕は、脳内妹に...
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潮時か・・・
Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク7 石田衣良のIWGPシリーズ第7弾。今年の4月に初版が出ていたようなのですが、出たのさえ知らなかった・・・。 で、読み終わって一言 「もう...
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鹿島田真希「六〇〇〇度の愛」
けたたましくなるマンションの非常ベル 突然「女」は子供を隣人に預け長崎に向かう そこで出会う一人の青年 ふたりは定義づけの出来ない時間を過ごしていく..... 突然何かを思い長崎へと...
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バカにならない読書術
バカにならない読書術 (朝日新書 72)キーワード: 養老孟司/池田清彦/吉岡忍、書評、鼎談、博覧強記解剖学者、生物学者、作家の3人による古今東西の書物についていろいろ語っている本。2部構...
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桂枝雀の落語
子どものころから落語が好きでした。なかなか渋い小学生ですよね。実際の高座を見たことはないんですが、テレビやラジオでやったりしていると、ついつい注目して見たり聞いたりしていたんです...
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垣根涼介「借金取りの王子」
もうダメ 私だって限界よ! 働く私のリアルを描く、恋と仕事の傑作小説! ん~なかなか面白い 私だって...って言うところが良い なんでもかんでも仕事を頼まれて、ブラックホールのよ...
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原油の比率は35%で、税と原油で計80%になります
・ガソリン価格のかなりの部分は税金が占めています。ここでは45%として計算 しています。原油の比率は35%で、税と原油で計80%になりますが、残りの 20%が輸送・精製・...
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藤原伊織遺作
名残り火 (てのひらの闇 (2)) 今年の5月に亡くなった藤原伊織の遺作です。前作「てのひらの闇」も2~3年前に文庫で読みましたが、ほとんど内容は忘れました・・・。けど、かろうじて主人公...
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森見登美彦「有頂天家族」
平安遷都よりこの方続く、人間と狸と天狗の三つ巴 人間は街に住み、狸は地を這い、天狗は天空を飛行する 私はいわゆる狸であるが、ただ一介の狸であることを潔しとせず 天狗に遠く憧れ...
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ぼくには数字が風景に見える ダニエル・タメット
アスペルガー症候群とサヴァン症候群を併せ持つ筆者の自伝。 担任しているクラスの生徒にアスペの子がいるので、理解を深めるためと思って読んだのですが、お話としてもとても興味深かったで...
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森の旅人が人間の本性を教えてくれる
こんにちは! 『世界コトバ遺産』の旅にようこそ。 いまさらですが、テレビで『パイレーツ・オブ・カリビアン』の1作目が放映されていたので見てみました。「呪われた海賊たち」というタ...
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梨木香歩「沼地のある森を抜けて」
世界は最初、たった一つの細胞から始まった この細胞は夢を見ている ずっと未来永劫、自分が「在り続ける」夢だ この細胞は、ずっとその夢を見続けている 両親を亡くしていた久美...
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村上春樹「風の歌を聴け」
鼠といつものバーでビールを飲む ビールを飲む僕の隣で細い指を眺めながらブツブツ言う鼠 海、ビール、親友、指が4本しかない女の子 1970年の夏 海辺の街に帰省した僕の退屈な毎日 村上...
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熟女の友/岩井志麻子
熟女の友/岩井志麻子 自分の男性遍歴をいつものよう赤裸々に書いています。 ここまであっけらかんと書かれてしまうと尊敬したくもなります。 今回は同性に対しても鋭いチェックが入って...
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読書感想「誰か」
宮部みゆきです。 彼女の現代物ミステリーにしてはすごくかるく読める本でした。 ミステリーですが、 主人公は善良なサラリーマンですが、 ちょっとしたきっかけで、 ある姉妹の父親が自...
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ホームレス中学生 解散!!
こんな飽食の時代にも、きっと落とし穴っていうのはあちこちにあるんだろうな、わたしが気づかないだけで、とあらためて認識させられました。といっても「お笑い」の人が書いているので、底な...
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島本理生「あなたの呼吸が止まるまで」
小学生の朔は舞踏家である父と二人で暮らしていた 母は職業にはならない舞踏を続ける父の元を離れ別の家庭を築いているらしい 父や父の仲間達、大人と一緒にいる時間が多い朔は、同級生達の子...