みんなの投稿
-
日月今更に生ずるにあらず(神人71)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十二章 空海」(p251~287)を読みました。 《以下引用(p270)》 無明とは心の本源を如実に知ることができない不覚であり、いわゆる無知とは違う。それどこ...
-
引き寄せのブレーキの外し方 その2 【既読スルー】
「いやだ!だからこうなりたい。」 の「いやだ」を無視してはいけない、ということがわかってきましたね。 で、その「いやだ」を認める。 そして、あとはスルーする。 これで引き寄せのブ...
-
自心に菩提と及び一切智とを尋求せよ(神人70)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十二章 空海」(p251~287)を読みました。 《以下引用(p269)》 …心の本性も心を離れてあるわけではないから、たとえ遥かな道のりであっても、われわれは...
-
引き寄せで周りをコントロールできるか?
引き寄せの法則や他の成功法則を学んでいく過程で陥る罠があります。 それは、周りをコントロールできそうな気がしてくる、ということです。 あの人に振り向いてほしい、とか、怒鳴らない上司...
-
如実知自心(神人69)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十二章 空海」(p251~287)を読みました。 《以下引用(p267)》 空海のいう悟りは、ひとえに『大日経』(住心品)の「秘密主よ。いかんが菩提とならば、...
-
一心の性、仏と異なることなし(神人68)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十二章 空海」(p251~287)を読みました。 般若心経のマントラ(真言)に関しては以前にも取り上げました。その時の解説と比較してみて下さい。 《以下引用...
-
主客の消え去ることを空という(神人67)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十二章 空海」(p251~287)を読みました。 《以下引用(p262)》 …主客の実在論的二元論の構造が根底から崩れ、あらゆるものが銷殞するとき、初めて真理の...
-
仮有は有にあらざれども有有として森羅たり(神人66)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十二章 空海」(p251~287)を読みました。 《以下引用(p260)》 間違ってはならないのは、虚妄なる世界にわれわれが迷い込んだのではない。本源を運んで「三...
-
夢落に長眠す(神人65)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十二章 空海」(p251~287)を読みました。 《以下引用(p259)》 人間は意識・無意識を問わず共同幻想の中に生きている。そして、人の一生は問題に継ぐ問題...
-
この世界こそが夢幻(神人64)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十二章 空海」(p251~287)を読みました。 《以下引用(p258)》 数ある仏教の教義の中で、瞠目すべき教えは無我の思想であろう。五蘊の仮我が消えたところ...
-
生死の輪廻なしと云うは、外道の見なり(神人63)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十二章 空海」(p251~287)を読みました。 《以下引用(p257)》 仮我は様々な姿をとって現れ、状況が変われば如何ようにも変化する。その背後に同じ真我を...
-
一切の衆生は皆是れ我が親なり(神人62)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十二章 空海」(p251~287)を読みました。 《以下引用(p257)》 人は美しいものには愛情を覚え、醜いものには憎悪をいだく。しかし、無始よりこのかた六道...
-
無常に異ならざるの常にして不思議常と名づく(神人61)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十二章 空海」(p251~287)を読みました。 《以下引用(p256)》 真我と仮我、不生不滅のあなたと生滅するあなたの違いをよく理解しておかねばならない。本...
-
仮我は実体なし(神人60)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十二章 空海」(p251~287)を読みました。 《以下引用(p255)》 如夢如幻の苦身を六道の辻に運び、輪廻しているのはこの仮我(幻我の子)なのだ。仮我ゆえに...
-
人は仮我の養いのために波々として人生を渡る(神人59)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十二章 空海」(p251~287)を読みました。 《以下引用(p255)》 ところで、殆どの人は自分といえば身(色)と心(受・想・行・識)からなると考えている...
-
六趣の夢苦・四生の妄憂(神人58)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十二章 空海」(p251~287)を読みました。 《以下引用(p254)》 さて、生の始めはもとより、死の終りを知らないまま、幾度か徒に生まれ、徒に死にゆくわれ...
-
『成唯識論』から(神人57)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十二章 空海」(p251~287)を読みました。 《以下引用(p253)》 われわれの認識が、知るもの(主観)と知られるもの(客観)というデカルト的二元論に基づ...
-
生死と空海(神人56)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十二章 空海」(p251~287)を読みました。 本章は、『瞑想の心理学』のプロローグにもあった量子論の提唱者マックス・プランクの言葉で始まります。 《以下...
-
本源へと辿る三つの“見る”段階(神人55)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十一章 慧能」(p221~250)を読みました。 「ねずみの嫁入り」のような、「青い鳥」のような…求めるものは、ずっと前からここに有った!というお話です。 ...
-
覚者とは(神人54)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十一章 慧能」(p221~250)を読みました。 《以下引用(p245)》 覚者と呼ばれた人達が辿った道は文字通り孤独な道なき道であった。彼らは自らの終焉と永訣...
-
仏に逢うては仏を殺し(神人53)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十一章 慧能」(p221~250)を読みました。 《以下引用(p233)》 「本心を識らずんば、仏法を学ぶも益無し。若し直下に自らの本心を識り、自らの本性を見れ...
-
存在の3つの範疇(神人52)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十一章 慧能」(p221~250)を読みました。 《以下引用(p229)》 …存在を3つの範疇に分けて考えてみよう。まず初めは虚妄なるものという範疇である。…「...
-
何れの生にか此の身を度せん(神人51)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十一章 慧能」(p221~250)を読みました。 禅の大家、慧能(638~713)を中心に、禅の文言を見ていきます。まずは、この言葉。慧能のものと思われます。 《...
-
自己懐妊(神人50)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十章 劉一明」(p197~220)を読みました。 道教における実践的修道とはどんなものでしょう。瞑想とか止観に相当するものと思われますが。 《以下引用(p217...
-
人心と道心(神人49)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十章 劉一明」(p197~220)を読みました。 《以下引用(p215)》 さらに劉一明は、心を人心と道心の二つに分ける。それはロンチェンパが心(sems)と心の本...
-
有私と無私(神人48)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十章 劉一明」(p197~220)を読みました。 《以下引用(p213)》 …この場合、無は形(色身)について言われている。形が無くなれば、そこが直ちに虚無であ...
-
造化之道(神人47)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十章 劉一明」(p197~220)を読みました。 《以下引用(p211)》 それでは実際に、真我(真身)を知るにはどうすればよいのかというと、あなたの神炁(心身...
-
性命双修(神人46)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十章 劉一明」(p197~220)を読みました。 《以下引用(p210)》 道教(仙道)における修道には命(炁)と性(神)を修する有為の道(修命)と無為の道(修...
-
道教が目指す長生とは(神人45)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十章 劉一明」(p197~220)を読みました。 《以下引用(p207)》 「長生不死の神方」とは親鸞の言葉であるが、その長生不死を求めたのが道教(仙道)の思想...
-
順造化と逆造化(神人44)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十章 劉一明」(p197~220)を読みました。 《以下引用(p202)》 順造化の場合、あなたは人間であっても基本的には動物と同じ、種の保存にかかわっている。...
-
三宝:精・炁・神(神人43)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十章 劉一明」(p197~220)を読みました。 《以下引用(p201)》 では、色身(rupakaya)と真身(dharmakaya)の相違は何に依るのかというと、炁(エネルギ...
-
色身と真我(神人42)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十章 劉一明」(p197~220)を読みました。 「トマスの福音書」を読んだ時、仏教もキリスト教も究極は同じだという印象を持ちましたが、道教についても同じこ...
-
道教の劉一明(神人41)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第十章 劉一明」(p197~220)を読みました。 若き空海は「三教指帰」で道教を批判しています。そして新しい仏教である密教を日本に導入すべく、唐に渡り、持ち...
-
瞑想のバルド(神人40)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第九章 ロンチェンパ」(p175~196)を読みました。 今回は、「瞑想のバルド」について。瞑想、大乗起信論で言うところの「止観」が目指す境地だと思います。 ...
-
シパ・バルド(神人39)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第九章 ロンチェンパ」(p175~196)を読みました。 今回は、「再生のバルド」と言われるシパ・バルドについて。 《以下引用(p184)》 ⑥シパ・バルドは再生...
-
チョエニ・バルド(神人38)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第九章 ロンチェンパ」(p175~196)を読みました。 今回は、「法性のバルド」と言われるチョエニ・バルドについて。 《以下引用(p183)》 ⑤チョエニ・バル...
-
チカエ・バルド(神人37)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第九章 ロンチェンパ」(p175~196)を読みました。 今回は、「死の瞬間のバルド」と言われるチカエ・バルドについて。遺された人たちは「お葬式は急に来るから...
-
「チベット死者の書」(神人36)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第九章 ロンチェンパ」(p175~196)を読みました。 以前もバルドについての内容がありましたが、今回はさらに詳しいです。 《以下引用(p181)》 輪廻転生の...
-
対馬の観音寺で韓国窃盗グループに盗まれた有形文化財...
↑㊤海神神社「銅造如来立像」と観音寺「観世音菩薩坐像」 対馬の仏像盗難事件・・・ 2012/10、韓国人窃盗グループが 長崎県対馬市の海神神社の 国指定の重要文化財「銅造如来立像」と 観音寺の長崎県指...
-
自分というプログラム(神人35)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第九章 ロンチェンパ」(p175~196)を読みました。 《以下引用(p179)》 さて心は何に触れてもそれなりに反応し、言語化されて思考となる。われわれに様々な...
-
目標達成は、あなたを悟りから遠ざける(神人34)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第九章 ロンチェンパ」(p175~196)を読みました。 《以下引用(p178)》 ゾクチェンは何よりも時空を越えて遍在する生の源泉、あるいは原初(gzhi)を教義の...
-
夢がかなうと空しくなるのはなぜか?(神人33)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第九章 ロンチェンパ」(p175~196)を読みました。 《以下引用(p176)》 チベット密教ニンマ派(古派)に伝承されてきたゾクチェン(大いなる完成)は、他で...
-
アートマンとブラフマン(神人32)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第八章 シャンカラ」(p153~174)を読みました。 これまでにも何度となく悟りへの過程を描いた文章を見てきましたが、今回はアートマンとブラフマンが出てきま...
-
あなたは何を達成する必要もない(神人31)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第八章 シャンカラ」(p153~174)を読みました。 本当は存在しないはずの「自我」。これを断捨離する。 《以下引用(p166)》 まず、実際に存在しないものを...
-
神に祈るということ(神人30)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第八章 シャンカラ」(p153~174)を読みました。 可藤さんの神に関する考え方は以前にも記述がありましたが、今回の内容は私が以前「祈り」に関して抱いた疑問...
-
「私」という意識の連続体(神人29)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第八章 シャンカラ」(p153~174)を読みました。 シャンカラの名前も今まで何度もお目にかかったような気がするのですが、残念ながらブログ内検索では検出され...
-
粗大身と微細身(神人28)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第七章 ジャラールッディーン・ルーミー」(p131~151)を読みました。 今回は「夢、その二」(p141~151)から引用します。 『自己認識への道』の第二部「ト...
-
cogito, ergo sum(神人27)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第七章 ジャラールッディーン・ルーミー」(p131~151)を読みました。 ルーミー(1207~1273)は、「スーフィズムの偉大なシェイフ」と本文中で紹介されていま...
-
ジャラールッディーン・ルーミー引用リンク集(神人26)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第七章 ジャラールッディーン・ルーミー」(p131~151)を読みました。 ルーミーという名も、これまで何度も出会っています。例えば、こんな引用… …愛情です...
-
世界は幻想であるとともに真実である(神人25)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第六章 イブン・アラビー」(p111~129)を読みました。 このイブン・アラビーの章は、「死」(p112~120)と「無」(p120~129)という2つのテーマで区切られ...
-
スーフィー的死(神人24)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第六章 イブン・アラビー」(p111~129)を読みました。 このイブン・アラビーの章は、「死」(p112~120)と「無」(p120~129)という2つのテーマで区切られ...
-
イブン・アラビー引用リンク集(神人23)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第六章 イブン・アラビー」(p111~129)を読みました。 『瞑想の心理学』では「一法界(法界一相)、あるいは一元性の世界に帰り行くこと、同じことであるが心...
-
自由…「私」からの解放(神人22)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第五章 ディオニシウス・アレオパギタ」(p91~109)を読みました。 「死」とは、「私」からの解放であり、自由である。但し、ここでいう「死」は生物学的・医...
-
神を知ったという人は神を知らず(神人21)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第五章 ディオニシウス・アレオパギタ」(p91~109)を読みました。 《以下引用(p107)》 「神はすべての原因であるが、それ自身は無である」とディオニシウス...
-
観想のプロセス(神人20)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第五章 ディオニシウス・アレオパギタ」(p91~109)を読みました。 観想の実況的なところ。アウグスチヌスや聖ヨハネと読み比べたいところです。 《以下引用...
-
観想の秘儀(神人19)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第五章 ディオニシウス・アレオパギタ」(p91~109)を読みました。 前回引用部のバッチリ続きなのですが、観想とは?宗教とは?に対する説明が良かったので、...
-
宗教と世俗の事情(神人18)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第五章 ディオニシウス・アレオパギタ」(p91~109)を読みました。 宗教と科学(学問)との対比は『瞑想の心理学』の序章や第一章でも取り上げられていました...
-
無神論か有神論か(神人17)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第五章 ディオニシウス・アレオパギタ」(p91~109)を読みました。 《以下引用(p99)》 ここで無神論について一言しておこう。神の存在証明は、論理の問題で...
-
3人のディオニシウス(神人16)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第五章 ディオニシウス・アレオパギタ」(p91~109)を読みました。 《以下引用(p94)》 「すべては神の美から造られ、その中にある」とディオニシウス(ca 5...
-
観想の暗夜(神人15)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第四章 十字架の聖ヨハネ」(p71~90)を読みました。 《以下引用(p85)》 知覚の世界に対して目を閉じ、観想のうちに自己の内奥に入って行くと、初めてそこは...
-
親不孝
昨日は大阪から東京まで高速バスで帰りました。 渋滞してて11時間かかった。疲れた。 夏休みも今日で終わり。 。。なはずだが、だるいので明日休むことにした。 事情により、実家から帰るのが...
-
神認識の方法論(神人14)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第四章 十字架の聖ヨハネ」(p71~90)を読みました。 人間の歴史はどこに行き着くこともなく擾乱と葛藤を繰り返している。しかし… 《以下引用(p83)》 われ...
-
自分の中にある神の隠れ家(神人13)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第四章 十字架の聖ヨハネ」(p71~90)を読みました。 宗教とは…。 《以下引用(p80)》 では宗教とは一体何を為し遂げることであろうか。その目的と方法論は...
-
虚無の中で(神人12)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第四章 十字架の聖ヨハネ」(p71~90)を読みました。 《以下引用(p72)》 人間は…真理を託された者というカテゴリーのもとで理解される。しかし今のところ人...
-
被造物が終るところ(神人11)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第三章 エックハルト」(p51~69)を読みました。 「真理はあなたの内にある(p63)」「あなたの内なる光が、暗闇にならないように気をつけなさい(p63)」「あ...
-
すべてのものが神である(神人10)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第三章 エックハルト」(p51~69)を読みました。 文中、「誤解を招く恐れがある」とありますが、敢えて引用したいと思います。 《以下引用(p62)》 神は造りた...
-
存在のメカニズム(神人09)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第三章 エックハルト」(p51~69)を読みました。 《以下引用(p60)》 存在の逆説を理解できない者のみが、この地上に縛られ、偽りの円環(時間)を廻り続けるの...
-
神と人間の二重構造(神人08)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第三章 エックハルト」(p51~69)を読みました。 「神が私を造ったというよりは、私が神の原因を作った。」そんなニワトリと卵のような関係…そんな神について...
-
「神」と「私」の関係(神人07)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第三章 エックハルト」(p51~69)を読みました。 おそらく、この本を最初に読むと何のことやら分からないかもしれません。しかし、前出の2書(『瞑想の心理学...
-
エックハルト引用リンク集(神人06)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第三章 エックハルト」(p51~69)を読みました。 これまで読んできた『瞑想の心理学』と『自己認識への道』に関する記事で、引用してあるところをリストアップ...
-
宗教的独身とは(神人05)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第二章 アウグスチヌス」(p31~50)を読みました。 最後に筆者は、アウグスチヌスの思索の甘いところを指摘しています。 《以下引用(p48)》 最後にアウグス...
-
観想・観照の体験(神人04)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第二章 アウグスチヌス」を読みました。 肉体から開放されること、仮我を死なせて無自己を実現するということ、この大死をここでは「外なる人の死」と呼び、...
-
ノウハウを学んでもなぜ成功しない?
あなたは不思議に思ったことがありませんか? なぜある人はノウハウを学ぶとすぐに結果を出すのに、 なぜある人は全く同じノウハウを学んでも、全く結果がでないのか? ビジネスで成功...
-
平衡力の風を起こさせるな!
平衡力。なにそれ? と思われた方も多いことでしょう。 平衡力は、物事を一定に保とうとするバランス効果のようなものです。 通常、平衡力はあまり意識されることはありません。 しかし...
-
アウグスチヌス引用リンク集(神人03)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第二章 アウグスチヌス」を読みました。 これまで読んできた『瞑想の心理学』と『自己認識への道』に関する記事で、引用してあるところをリストアップしてみ...
-
お金に対する意識改革をしよう^^
億万長者になりたいですか? なる方法は、あります。潜在意識を活用することもできます。 達成できましたか? そんな人は少ないでしょう。 なぜ? そこまでの意識改革ができないから...
-
キルケゴール(神人02)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第一章 キルケゴール」を読みました。 これまで読んできた『瞑想の心理学』と『自己認識への道』の両書は解説書という趣で、教科書のように順序立てて、丁寧...
-
神秘主義の人間学(神人01)
「神秘主義の人間学」(法蔵館)「はじめに」を読みました。 キルケゴール、アウグスチヌス、エックハルトなど、12人の人についてまとめられています。これまで『瞑想の心理学』と『自己認識へ...
-
二元性の立体空間(自道44)
「自己認識への道」(法蔵館) 興味深い記述がたくさんありましたので、後半は細かく区切って引用させていただきました。今回で読了とします。 二つになったわれわれ人間がそのプロセスを逆修...
-
性と死とアポトーシス(自道43)
「自己認識への道」(法蔵館) 「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「第七章 単独者」を読みました。 「性」の別は、単に自分が持っていないものに対する求心力以上の意...
-
愛とは(自道42)
「自己認識への道」(法蔵館) 「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「第七章 単独者」を読みました。 ついに、性に関する記述です。 《以下引用》 愛とは、かつて成立...
-
復活が先か、死が先か?(自道41)
「自己認識への道」(法蔵館) 「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「第七章 単独者」を読みました。 さらに、復活が先か死が先か、というのが問題になるらしい。 《以...
-
思考の鎖を断つ(自道40)
「自己認識への道」(法蔵館) 「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「第七章 単独者」を読みました。 《以下引用》 血肉で蒔かれたわれわれ人間には死が避けられない。...
-
中間世界…バズラフ(自道39)
「自己認識への道」(法蔵館) 「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「第七章 単独者」を読みました。 『チベット死者の書』ではバルドと呼ばれた中間世界ですが、イスラ...
-
中間世界…バルド(自道38)
「自己認識への道」(法蔵館) 「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「第七章 単独者」を読みました。 『チベット死者の書』では、中間世界をバルド(中有)と呼ぶそうで...
-
三つの身体(自道37)
「自己認識への道」(法蔵館) 「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「第七章 単独者」を読みました。 グノーシスの宗教では、人間が存在する場所として、この世、中間、...
-
「死んで仏になる」ということ(自道36)
「自己認識への道」(法蔵館) 「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「第六章 自己認識と神認識」を読みました。 《以下引用》 自己認識が神認識である(キルケゴール、...
-
命のパラドクス(自道35)
「自己認識への道」(法蔵館) 「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「第六章 自己認識と神認識」を読みました。 《以下引用》 彼が言った、「主よ、泉のまわりには多く...
-
一滴の雫、大海に還る(自道34)
「自己認識への道」(法蔵館) 「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「第六章 自己認識と神認識」を読みました。 もう一つの道、神に与ることによって神のようになる道、...
-
神に至る2つの道(自道33)
「自己認識への道」(法蔵館) 「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「第六章 自己認識と神認識」を読みました。 禅語の「父母未生以前の面目」(劉一明は「未生身以前の...
-
宗教の修辞学(自道32)
「自己認識への道」(法蔵館) 「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「第六章 自己認識と神認識」を読みました。 《以下引用》 伝統的なキリスト教が混乱し、躓きの石と...
-
女から産まれなかった者(自道31)
「自己認識への道」(法蔵館) 「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「第六章 自己認識と神認識」を読みました。 《以下引用》 命は尊いなどと、いかにも人間について知...
-
生まれた時より前に存在するもの(自道30)
「自己認識への道」(法蔵館) 「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「第六章 自己認識と神認識」を読みました。 《以下引用》 主が言われた、「生まれた時より前に存在...
-
自己認識は洋の東西を問わず(自道29)
「自己認識への道」(法蔵館) 「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「第六章 自己認識と神認識」を読みました。 《以下引用》 このように自己を認識するものは、自分が...
-
グノーシスとは(自道28)
「自己認識への道」(法蔵館) 「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「第五章 真知の覚(グノーシス)」を読みました。 《以下引用》 仏教に少し慣れ親しんだ人なら「真...
-
神は至るところに存在する(自道27)
「自己認識への道」(法蔵館) 「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「第五章 真知の覚(グノーシス)」を読みました。 《以下引用》 真珠は泥の中へ投げ込まれても、価...
-
心に立ち帰れ(自道26)
「自己認識への道」(法蔵館) 「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「第四章 永遠の故郷」を読みました。 《以下引用》 宗教とは本来、外側を探し求めた末に、一つとし...
-
始源に還る(自道25)
「自己認識への道」(法蔵館) 「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「第四章 永遠の故郷」を読みました。 われわれはどこから来て、どこへ行くのか…この「どこ」は同じ...
-
ドアと蝶番の比喩(自道24)
「自己認識への道」(法蔵館) 「第二部 トマスの福音書 真知の覚―自己認識と神認識」の「第四章 永遠の故郷」を読みました。 人間には外なる人(homo exterior)と内なる人(home interior...