みんなの投稿
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たまには紋付
本日、歌舞伎座千穐楽。京屋贔屓にとっては文字通り短い一か月だったが、最後に雀右衛門丈の元気な姿を見ることができて、本当によかった。また、鴈治郎の名跡では最後の舞台とあって、終演後に...
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小さな帯留
昼間は暑いくらいなのに、夜に入ると肌寒い日が続いている。やっと長襦袢も袷を着るようになって、本格的な秋冬モードの始まりである。今日は白地に麻の葉柄の綿薩摩に、矢絣っぽい柄を織り出し...
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きものダイアリー
以前、PR誌の取材を受けた話はここでも紹介したが、その編集の方から来年の手帳をいただいた。これが、きもの好きには重宝しそうなつくりになっている。 どんなつくりかというと、まず、長着...
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十二単体験
今日の出来事ではないのだけれど、共通テーマの「着物ライフ」を見ていたら、ここにもよく来てくださるうめももさくらさんのブログで、作家の近藤富枝さんが十二単や小袿、細長、男性の直衣、狩...
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明治記念館でレセプション
今日は夕方早めに編集部を出て、明治記念館で開かれた高松宮殿下記念世界文化賞の授賞式の取材に行った。報道陣もジャケット着用を求められるイベントなので、江戸小紋に伊達襟、本金を使った重...
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きものと口紅
8月29日のログにも書いた、朱赤系の濃くてきれいな色の口紅がやっと見つかった。それがこの、 クレ・ド・ポーのルージュアレーブル20番。お店の人の説明によれば、「きものをお召しになる方に...
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どんぐりころころ
少し肌寒いくらいの、秋らしい陽気になった。早速、季節限定柄・どんぐりの染め帯を締めて出かける。これもE後屋で求めたものだ。銀座の店のウインドウに飾られていたのを見てひと目ぼれし、担...
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和装の心境
羽織が仕立て上がった。柄はひょうたんで、全体にちりばめられている。色味は渋いが、着たら目立ちそうな気もする。男が和装するだけで目立つ世の中だけど。 あまり場数を踏んではいない...
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名残の単衣
早いもので明日はもう十月。ついこの前、姪にお年玉をあげたばかりのような気がするのに、三か月もしたらまたあげることになる。うーむ、早い。早すぎる。 そんなわけで、いよいよ明日からは袷...
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渋かわいい爪皮
銀座松屋の一階で今日まで開かれていた「選りすぐりの和雑貨展」で、渋かわいい爪皮を手に入れた。にこう屋の「和小物 かおり」というブランドのものである。気持ちグレーがかった白地に紫、水...
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花のほかには
風のにおいや虫の声に、秋の気配が次第に色濃くなってきている。今日はとくに涼しかったので、「豊後道成寺」のために買い求めた、桜柄の塩瀬の帯を締めてみた。本当は手持ちの万筋の単衣にあわ...
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雀の刺繍帯
久しぶりに汗ばむ陽気になったので、絽縮緬の刺繍帯を締めた。本当はそろそろ綴れや塩瀬の帯に変える方がいいのだろうが、絽目の巾が15ミリくらいあるし、黒地だし、それに何より雀柄なので、ま...
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応援グッズ
毎日の「豊後道成寺」観劇には、雀や桜の小物が欠かせない。サッカーの日本代表戦を観に行くのに、ユニフォームを着て行くのと似ているだろうか。やはり、気分のノリが違うような気がする。そん...
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桜の帯ができてきた
8月5日のログで書いた、桜の帯ができあがってきた。とっくにできあがっていたのだが、あまりの暑さに「どうせ塩瀬だし」と先延ばしにしていたのだ。あと10日くらい出番はなさそうだけど、預けっ...
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絶対絶命!
今日も歌舞伎座昼の部。三年くらい前に古着で手に入れた塩沢紬(写真のもの)に、狐色地に葛の葉を染めた帯を締めて、さっそうと有楽町線の銀座一丁目駅に降り立った。 改札を出たところで、「...
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千總コレクション
日本橋の高島屋で開催中の「千總コレクション」展を観に行った。創業450年を迎えた京友禅の老舗・千總が秘蔵する小袖や屏風の展覧会だ。友禅に刺繍を施した豪華な小袖や打掛がこれでもか、とい...
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新しいご縁
今日、『ふわり』というPR誌の取材を受けた。きもの産地の組合などがメイン読者で、年に一度発行しているという。今回はきものの着付けについて取材したいとのことでお話をいただいた。 しか...
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チェーン・ステッチ
弟の店のホームページを移すことになり、その作業のために店に行ってきた(まだ完成せず)。どうやら普段から弟が私をネタにしているらしく、きもの女がパソコンをいじっているという光景をあま...
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帰ってきた、わたしのコイ
といっても、恋ではない。鯉である。アンティークの鯉の帯留の紐通しが取れてしまい、修理をお願いしていたのが帰ってきたのだ。久しぶりの対面である。すごく嬉しい。珊瑚の自然の色あいが、ま...