みんなの投稿
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アリ・ブランドン『書店猫ハムレットの跳躍』越智睦訳
書店猫ハムレットの跳躍 (創元推理文庫) [文庫] 大叔母から相続した書店を経営する30代半ばバツイチのダーラ。 その書店にはやんちゃな黒猫ハムレットが君臨し、新しく従業員を雇おうにもハム...
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ギュスターヴ・フローベル『感情教育』(岩波書店)
あらすじ 時はナポレオン三世が治める1840年、フランス第二帝政である。二人の青年、フレデリックとデローニエがいた。フレデリックは自省的な性格で、文学を愛していたが、デローニエは文学か...
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賛否が分かれる小説「その女アレックス」
少し前に話題になった小説「その女アレックス」。翻訳小説は基本的に読みにくいと思っているので、友人に勧められるまで、読む気はありませんでした。「なかなかおもしろかったよ」という事で、...
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フランソワーズ・サガン『ブラームスはお好き』(新潮...
あらすじ 39歳の女性、ポールは離婚したのち年上のロジェと交際している。しかし彼には浮気癖があり、メーシーという女性とも関係を持っていた。ポールは愛人の存在を不本意ながら認めた上で付...
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パトリック・モディアノ『あなたがこの辺りで迷わないように』(水...
あらすじ 作家のジャン・ダラガヌの携帯電話に連絡が入る。あなたのアドレス帳を拾ったから届けたい、と。なくても不便は感じなかったが、万一紛失したときのために自分の連絡先を書いておいた...