みんなの投稿
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『とんち探偵一休さん 謎解き道中』鯨統一郎
一休さんが諸国漫遊しつつ謎を解いてく短編集。前作を読んでおくコトは必須かと。 基本的に、到着→事件発生→とんち→事件解決→出発ってパターン。読めども読めどもその繰り返しなんでい...
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宮部みゆき『火車』
厄除け厄っくんがヘイヘイヘイに! 厄除け厄っくんがヘイヘイヘイに!! 厄除け厄っくんがヘイヘイヘイに!!! 売っているらしいということは聞いたけど、まさかテレビ番組の中で紹介...
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白虎村の惨劇
白虎村の惨劇著者: 吉村 達也 私は、吉村達也のファンだった。だが、読まなくなってかなりな年数が経つと思う。というのは、私の読書傾向が変わったからだ。ほとんど推理小説を読まなくなった...
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折原一『漂流者』
最近、カテゴリーをもう少し増やしておけばよかったと後悔中であります。 特にこんなに読書記録が増えるとは考えてなかったので、よく感想を記事にあげているブログさんのようにもっと細かいカ...
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『密室の鍵貸します』東川篤哉
いつの間にか身に覚えの無い2つの殺人事件の容疑者にされた大学生のお話。 ユーモアミステリーだそうです。 ユーモアミステリーだけあって文章が軽くて読みやすいですが、その反面緊張感...
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伊坂幸太郎『重力ピエロ』
重力ピエロ 伊坂氏も直木賞候補常連だし有名な人ですね。 本書はミステリ系のランキングでも上位に入っていた作品みたいですが、ミステリーというよりは、それこそ「青春小説」という意味合い...
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『シャーロック・ホームズ ベイカー街の殺人』 読了
現役ミステリ作家による書下ろしシャーロック・ホームズ・パロディ・アンソロジーの第三弾、読み終わりました。 しかたがないことなのでしょうが、コナン・ドイルのオリジナルに比べると...
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『心のなかの冷たい何か』若竹七海
手記モノ(?)ミステリー。 暗い方の若竹七海です。ドロドロ。 コージーミステリーな若竹七海を期待するとヘコみます。 まぁ作者の狙い通りに騙されたんですが、なんか不満が残ります。ど...
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島田荘司まとめ買い
朝、土浦駅の近くの土浦税務署に行きました。 その後、土浦合同庁舎まで歩いて行きました。 けっこう距離があります。 いい天気でしたので、特に寒くはありませんでしたけど。 合同庁舎の...
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『あした天気にしておくれ』岡嶋二人
競馬界を舞台にした誘拐モノ。誘拐されるのは人間ではなく競走馬。殺人事件の起こらないミステリーです。 ホントこの作者の誘拐モノは面白い。倒叙モノかと思いきや、フーダニットやハウダ...
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東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』
昨日の『出雲の阿国』の記事、後半部分が何故かごっそり消えている。 …何故だぁぁぁあ!! あれじゃ凄い微妙な書き終わりではないか。 一応、三九郎の葛藤などについて語っていたのだが…(...
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折原一『沈黙者』
沈黙者 折原作品はこれで2作目なのでまだまだ初心者なのですが、私はこの人に関しては「怖さ」がどの作品にもあるんじゃないだろうかと睨んでいたりする。 それも「背後から何かに忍び寄られ...
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宮部みゆき『理由』
理由 何を隠そう宮部さんの作品は初読みであります。 東野圭吾氏然り宮部みゆき然り、超を10個つけても大丈夫なくらいの有名作家を何故最初に読もうとしなかったのは自分でもわからないん...
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島田荘司『占星術殺人事件』
占星術殺人事件 「綾辻読んでてこの作者の、しかもこの作品を読まないってのは駄目だろ!」というくらいに有名な作品ですね。 ずっと読みたかった本ですが、なんだかとても難しそうなイメー...
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シャーロック・ホームズ ベイカー街の殺人
シャーロック・ホームズベイカー街の殺人 先週、牛久市立中央図書館で借りました。 現役ミステリ作家による書き下ろしホームズ・パロディ・アンソロジー の第三弾。 前二作は、クリス...
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石持浅海『月の扉』
月の扉 ふらりと借りてきた本。 石持氏の作品は初読み。 前々から『セリヌンティウスの船』には目をつけていたのだけど、まだ図書館に入ってないみたいで…。 ハイジャックと殺人事件の融合。...
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小野不由美『くらのかみ』
昨日は極度の緊張から抜け出した途端に頭痛が酷くなって、家へ帰る途中は風がピューピューで寒すぎて、しかもこの世のものとは思えないような(?)凄まじいピンクの雲を見た。 それで家に帰って...
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有栖川有栖『双頭の悪魔』
双頭の悪魔 学生シリーズ第3弾。 読む前はやっぱり「少し分厚いなあ」と感じましたが、終わってみれば程よい重量感と程よい読後の疲労感を感じさせてくれる700ページ弱の『双頭の悪魔』...
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『Jの神話』乾くるみ
メフィスト賞受賞。っていうかメフィスト以外では賞が貰えなさそうな気も・・・。 この小説はスゴイです。「面白い」とか「つまらない」とかではなくて、とにかく「スゴイ」のです。 この展開は...
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東野圭吾『容疑者Xの献身』
容疑者Xの献身 今回様々な事件が重なった最中に発表となったためにあまり目立たなかったのが残念ですが、言わずと知れた直木賞受賞作。 …とは言うものの、私はどちらかというと、ミステリ...
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有栖川有栖『山伏地蔵坊の放浪』
山伏地蔵坊の放浪 これは『双頭の悪魔』を買おうと書店に出向いたとき、隣に置いてあったので衝動買いしたもの。 土曜の夜にスナック「えいぷりる」にて催される、常連客だけのささやかな宴...
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有栖川有栖『モロッコ水晶の謎』
モロッコ水晶の謎 やっとこさここまでたどり着いた!な国名シリーズ第8弾。 スイス時計を読んだのが約1ヶ月前みたいなので国名シリーズとしては結構久しぶりな感じがします。 これは昨年に...
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横溝正史『悪魔の寵児』
悪魔の寵児 画像はこんなですが、私が読んだのはこれではありません(笑)。 角川文庫の横溝正史ファイルね。 いやあ、久しぶりにミステリーを読んだなあという感じ。 『孤島パズル』以来だ...
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『緋友禅』北森鴻
冬狐堂シリーズの短編集。 骨董業界が舞台のミステリー。 殺人は起きるけど、美術品を絡めたホワイダニットが前面に出てる印象。 別に茶碗や彫刻に興味が無くても楽しめます。 かぎかっ...
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『黒後家蜘蛛の会』
私は年に数回、オフ会を開いている。 カレーを食べながら、いろんな話題で盛り上がる…そんな、ゆるい集まり。 何度も催すうち、「たまには趣の違うオフ会を」と考えるようになった。例...
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有栖川有栖『孤島パズル』
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/taro11/diary/200512040000/
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綾辻行人『暗黒館の殺人』
新年一発目の感想です。 といっても読み始めたのは昨年暮れ。 昨日読み終わったのだけど、そのあと体調崩しました(笑)。 暗黒館の殺人 (上) 暗黒館の殺人 (下) 2004年、なんと12...
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有栖川有栖『白い兎が逃げる』
白い兎が逃げる うう、眠い…完全なる寝不足です。もう仕方ない。 本当はモロッコ水晶を読みたかったのだが、これしかなかった。 国名シリーズでない作家シリーズも結構あるんだね~。 刊行...
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『動機』
これも図書館で借りました。 横山秀夫はまだ2冊しか読んでいませんが もっと読みたい作家です。 巧い人ですからね。 で、これは4作収録の短編集です。 表題作の「動機」は、なるほ...
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有栖川有栖『スイス時計の謎』
スイス時計の謎 国名シリーズ続けています。 というわけでこちらは国名シリーズ第7弾の短編集。 短編はずいぶん久しぶりな気がするな。 表題作ほか「あるYの悲劇」「女彫刻家の首」「シャイロッ...
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有栖川有栖『マレー鉄道の謎』
今日の朝日新聞の中に『組!!』の「!!」の意味を尋ねている記事があって、その脇には山本土方(in箱館)の写真も出ていましたよ。 ああ、白黒になると余計に土方っぽいです。 あとでしっかり...
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折原一『倒錯のロンド』
ところで久しぶりにフィギュアスケートを見た。 いろいろと世間で騒がれているのは勿論知っているけど、昨日の演技を見ているとそんなことどうでもよくなりますね~。 華奢な身体であの広いリ...
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綾辻行人編『贈る物語Mystery』
早くも正月気分です。 なんかこのテンプレ、成人式の晴れ着みたいだな。 まあ、私のはこんな色ではなかったけれどね。この色、似合わなかったんです(笑)。 さて。 贈る物語 MYSTERY 綾...
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『黄色い目をした猫の幸せ』高里椎奈
シリーズ2作目。妖怪(美形)の薬屋さんが事件に挑むのも、表紙が一般向けじゃないのも相変わらず。 表紙だけでなく中身もライトノベルな感じですが、今作は更にボーイズラブな雰囲気がプン...
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有栖川有栖『朱色の研究』
朱色の研究 「緋色の研究」くらい私も知ってますよ。…タイトルだけなら。 これも国名シリーズではない作家アリスシリーズですね。 これで角川の作家シリーズ3作品を読んだことになります...
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有栖川有栖『海のある奈良に死す』
昨日のスタパはゲストが鶴見辰吾氏だったらしいということで、ちょっと観たかったなと残念に思っていたりする。 そして今日はTVnaviも買ってきたのですが、それはまた後ほどということで。 ...
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『赤に捧げる殺意』(アンソロジー)
その前に余談をひとつ。 昨日の『新堂本兄弟』ですが、いやあ懐かしかった!! ゲストは篠原ともえ嬢。 懐かしのLOVE2だよ~。 久しぶりの3人が、見ててとっても微笑ましかった。 高見沢...
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京極夏彦『姑獲鳥の夏』
姑獲鳥(うぶめ)の夏 ようやく。 よ~うやく見つけました。 図書館で借りようと、ずっと待っていたのです。 今年公開された映画が観たいがために読もうと思っていた作品。 別に映画から入...
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『試験に出ないパズル』高田崇史
千波君シリーズの三冊目。今回は短編集です。 例によって「ミステリー小説」っていうより「頭の体操」な感じ。 どんどんキャラの魅力が増していく一方で、「頭の体操」の部分が体操では済まなくなっ...
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有栖川有栖『幻想運河』
幻想運河 文庫版のカバーによると、「有栖川裏ミステリー・ベスト1の傑作」というアオリがついているんだけど、裏ミステリーってなんですか?(笑) そもそも裏ってなんだ。ロジックがどうの...
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有栖川有栖『ダリの繭』
ダリの繭 ガツンと長編第2弾。 まず装丁から心惹かれるこの『ダリの繭』。 なんといってもとことん黒いのが良い。 以下ネタバレ
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有栖川有栖『幽霊刑事』
幽霊刑事(デカ) 最近めっきり寒くなってきました。 とにかく朝が寒くてやってられません。 いや、昼間も寒いけれど。 さて、最近は常に有栖川有栖川有栖川…計らずも有栖川強化月間になって...
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『探偵宣言』芦辺拓
森江春策が主人公の連作短編集。 この作者の作風って言っちゃあそれまでなんですが、凝り過ぎで読みづらいです。長編ならまだしも、短編集だとダルいです。 元々は別個に発表された短編を...
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有栖川有栖『英国庭園の謎』
英国庭園の謎 国名シリーズ第4弾。 今日は休みなもんで、朝から書店回りしたんですけど、3作目である『ブラジル蝶の謎』が、やっぱりどこの本屋を覗いてもないんですよね。 しかもまった...
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竹本健治『匣の中の失楽』
匣の中の失楽 これを読みながらも有栖川氏の『ブラジル蝶の謎』を本屋で探していたんだけど、どうも見つからないんですよねえ。 まだ探すつもりだけど、なかったらこれだけ飛ばして次の国名...
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有栖川有栖『スウェーデン館の謎』
と、いうわけで12月です。 「クリスマスだから彼氏欲しい(はぁと)」なんていうのは閉口しますが、それでもクリスマスの装飾(?)は綺麗だと素直に思う。 イルミネーションとかね。まあ少し期...
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放課後 東野圭吾
放課後 実は夏前に駅構内の書店で購入して、読んでいなかった本です。今は、面接まで時間があり、ずっと小論文の練習をしている訳にはいかないので読んでみました。というより...
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有栖川有栖『ジュリエットの悲鳴』『作家小説』
ジュリエットの悲鳴 作家小説 この2つは以前からちょこちょこ読んでいたもの。 どちらも短編集なので(しかも超短い)息抜きにいいんですよねー。 『作家小説』のほうはミステリーじゃない...
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吸血鬼ドラキュラ
吸血鬼ドラキュラブラム・ストーカー原作/菊地秀行著/講談社文庫 1800年代末のロンドン。 仕事で訪れたトランシルヴァニア(当時ヨーロッパ辺境といわれる未開の土地)で異常な体験をし、命か...
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歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』
葉桜の季節に君を想うということ これは図書館で借りてきました。 ところで図書館に行くと『暗黒館の殺人』と『姑獲鳥の夏』は必ず貸し出し中なんですよね。 早く読みたいんですけど、どう...
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有栖川有栖『暗い宿』
堺氏の源氏物語ナレーション番組、ばっちり録画しました。 観るの楽しみ! それとananも読んできました。意外と記事が大きかったね(爆) でもあれだけじゃやっぱり買う気にはなれないかな…。...
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『赤緑黒白』森博嗣
ついにVシリーズも10冊目。最終巻です。結構なボリュームです。 奇妙な殺人事件が起きて、その被害者の恋人から保呂草が依頼を受けます。犯人は誰だか判っているので、それを証明して欲し...
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有栖川有栖『46番目の密室』
46番目の密室 昨夜これ読んでたら、日常生活に異常をきたすであろう睡眠時間になってた…。 それはさておき臨床犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川有栖のコンビは『絶叫城~』に続いて2...
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麻耶雄嵩『螢』
最近つくづく思うんだけど、1週間が過ぎるのは遅いと感じるのに1ヶ月が過ぎるのは早いよ…。 ずーっと1ヶ月が過ぎるのが早い。なんか…嫌ですねえ。 それはともかく。 螢 初読み麻耶...
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有栖川有栖『マジックミラー』/綾辻行人『眼球綺譚』
…そういえばここ2回、義経の感想書いてないな~。 別にやっきになって書く必要はないけどね。 なんか観てはいるけど内容をよく覚えてない…強いて言えば、亡霊知盛?(爆)あれもなー、ものっ...
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綾辻行人『どんどん橋、落ちた』
どんどん橋、落ちた 表題作の他、『ぼうぼう森、燃えた』『フェラーリは見ていた』『伊園家の崩壊』『意外な犯人』計5作品から成る短編集。 綾辻さん本人が出てきて謎を解く形にはなってま...
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二階堂黎人『奇跡島の不思議』
奇跡島の不思議 いやいやいや、長かった! というか、長く感じたっていうのが正直なところであります。 ちょっと長すぎだよなあと、私はそう感じる。 確かにページ数もあるけどそれ以上に...