埼玉りそな銀行の成り立ち
埼玉りそな銀行は、りそなホールディングス傘下の日本の銀行ですが、なぜりそな銀行単体としてでは無く、埼玉の部門だけ残して「埼玉りそな」としたのでしょうか!? ここでは、会社の成り立ちや概要を含めた、この銀行が発足するまでの経緯について考えていきたいと思います。 旧あさひ銀行の埼玉県内の有人店舗の内、りそな銀行が引き継いだ浦和支店を除く110店舗(旧あさひ銀行の有人店舗総数の約3分の1に相当)と、東京都内の大手町中央支店、池袋東口支店、新宿駅前支店(2004年9月17日閉店)の3店舗を承継、事実上の埼玉銀行の復活と看做されている。尚、埼玉県外の旧あさひ銀行の店舗は、りそな銀行が引き継いでいるが、埼玉県内の旧大和銀行の店舗(王子中央支店久喜駅前出張所、朝霞台支店)は、りそな銀行の店舗となっている(2006年5月22日付で久喜駅前出張所の母店が王子支店に変更され、10月10日付で母店の王子支店に統合予定)。 なぜ、あさひ銀行・大和銀行が単純に合併するのではなく、埼玉県内だけを分離して別銀行としたのかについては、色々な憶測がされているが、主に、 あさひ銀行内における旧協和・旧埼玉出身者の対立 協和銀行との合併後、地元を軽視されたと感じた埼玉県および県内経済界からの強い要請(現に埼玉県議会では、指定金融機関を見直せという意見が出たこともある。) といった事情があったのではないかと言われている。 埼玉銀行の流れから都市銀行とされるが、埼玉県外の店舗は東京都内(2店舗)と栃木県足利市にATM(妻沼支店足利出張所)しかなく、支店規模的には地方銀行クラスであり、むしろ日本最大の地方銀行である横浜銀行よりも小規模である。ちなみに旧埼玉銀行は、東京都の多摩地区にも多数の支店を持っていたほか、大阪・札幌などにも支店があり、都市銀行としての規模を持っていた。現在、金融庁の銀行分類(「免許・登録などを受けている業者一覧」による)では、「地域銀行/その他」に区分けされている。 管轄する税務署は、浦和税務署である。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 このように規模の点から考えても、なぜ埼玉の部門だけ独立しているのかも、様々な推測がされており、非常に不思議です。 私もはじめのうちは、りそな銀行と埼玉りそなが両方存在することに結構ややこしさを感じていました。 沢山の銀行が、色々な経緯で統廃合してきました。埼玉りそな銀行もそのうちの一つなのです。 また、別の記事で、支店の情報やATMの情報についても書いていきますね。